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エコキュートとガス給湯器を比較!ガス代・コスト・性能の違いを徹底解説

【水回り依頼件数No.1*】エコキュートとガス給湯器を比較!ガス代・初期費用・性能の違いをわかりやすく解説します。※ 東京商工リサーチ調べ(集計期間2025年1月〜2025年12月)

エコキュートとガス給湯器を比較!ガス代・コスト・性能の違いを徹底解説
この記事を読むとわかること
「エコキュートに替えたらガス代はどれくらい安くなるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、エコキュートは給湯にガスを使わないため、ガス代を大幅に削減できます。ただし、初期費用が高い分、トータルコストで比較して判断することが大切です。
この記事では、エコキュートとガス給湯器の違いを「コスト」「性能」「メリット・デメリット」の3つの観点からわかりやすく比較します。ガス代の節約を検討中の方や、給湯器の交換を考えている方はぜひ参考にしてください。

エコキュートとガス給湯器の違い

エコキュートとガス給湯器では、お湯を沸かす仕組みと使用するエネルギーが大きく異なります。この違いがガス代や電気代に直結するため、まずは基本を押さえておきましょう。

エコキュートは「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」の愛称で、空気中の熱を利用してお湯を沸かす電気式の給湯器です。ヒートポンプとは、室外機で外気から熱を集め、その熱エネルギーで水を温める技術のことです。少ない電力で多くの熱を生み出せるため、効率が高い点が特徴です。おもに電気料金が割安な夜間にお湯を沸かしてタンクに貯めておき、日中に使う「貯湯式」を採用しています。ガスは一切使わないため、給湯にかかるガス代はゼロになります。

一方、ガス給湯器は都市ガスやLPガス(プロパンガス)を燃焼させてお湯を沸かす方式です。蛇口をひねると内部で水が通水し、ガスを利用した熱交換器によってお湯が瞬間的に作られます。必要なときに必要な分だけお湯を作れる「瞬間式」が主流で、お湯切れの心配がありません。なお、ガス給湯器自体は電気で制御されているため、ガスと電気の両方をエネルギーとして使用します。使うたびにガスを消費するため、ガス代が継続的に発生する点がエコキュートとの大きな違いです。

エコキュートとガス給湯器のコストを比較

給湯器選びで多くの方が気になるのが「結局どちらがお得なのか」というコストの問題です。ここでは、初期費用・ランニングコスト・トータルコストの3つに分けて比較します。

イニシャルコスト(初期費用)

エコキュートとガス給湯器では、導入時にかかる初期費用に大きな差があります。

項目 エコキュート(370L) ガス給湯器
本体価格 40〜60万円 5〜15万円程度
工事費用 15〜35万円 約5万円
合計 55〜95万円 10〜20万円程度

エコキュートはヒートポンプユニットや貯湯タンクなどの設備が必要なため、本体価格・工事費ともにガス給湯器を大きく上回ります。一方、ガス給湯器は比較的コンパクトな設備で済むため、初期費用を抑えやすい傾向があります。

なお、エコキュートの初期費用は国や自治体の補助金制度を活用することで軽減できる場合があります。導入を検討する際は、お住まいの地域で利用できる補助金がないか確認しておくと良いでしょう。

ランニングコスト(光熱費)

月々のガス代・電気代といったランニングコストでは、エコキュートに大きな優位性があります。

項目 エコキュート ガス給湯器(都市ガス) ガス給湯器(LPガス)
年間の給湯コスト 約3.5万円 約7.5万円 約11万円

エコキュートの年間ランニングコストは約3.5万円(夜間電力を活用した場合)で、都市ガス給湯器の約半分、LPガス給湯器の約3分の1です。特にLPガスエリアにお住まいの方にとっては、エコキュートに替えることでガス代を年間7万円以上削減できる計算になります。

都市ガスとの比較でも年間約4万円の差が出るため、毎月のガス代が気になっている方にとっては大きなメリットといえるでしょう。

トータルコスト

初期費用とランニングコストを合算したトータルコストで見ると、使用年数によってどちらがお得かが変わってきます。

項目 エコキュート ガス給湯器(都市ガス) ガス給湯器(LPガス)
初期費用(中央値) 約75万円 約15万円 約15万円
年間ランニングコスト 約3.5万円 約7.5万円 約11万円
10年間のランニングコスト 約35万円 約75万円 約110万円
10年間のトータルコスト 約110万円 約90万円 約125万円

初年度のみで比較すると、エコキュートのほうが約3〜3.5倍高くなります。しかしランニングコストが低いため、使い続けるほど差は縮まっていきます。

都市ガスとの比較では、10年間のトータルコストはエコキュートのほうがやや高くなるものの、15年以上使用すればエコキュートが逆転します。エコキュートの寿命は10〜15年とされているため、長期間使うほどコストメリットが大きくなります。

LPガスとの比較では、10年程度でトータルコストがほぼ同等となり、それ以降はエコキュートが明らかにお得です。LPガスエリアにお住まいの方にとって、エコキュートへの切り替えは経済的に合理的な選択肢のひとつといえます。

エコキュートとガス給湯器の性能を比較

コスト面に加えて、日常の使い勝手に関わる性能面も確認しておきたいポイントです。ここでは水圧・設置のしやすさ・寿命・安全性の4項目で比較します。

水圧の強さ

項目 エコキュート ガス給湯器
標準水圧 約180kPa 約500kPa

ガス給湯器は水道の水圧をほぼそのまま利用できるため、約500kPaと高い水圧でお湯を供給できます。シャワーの勢いが強く、2階や3階への給湯にも適しています。

一方、エコキュートはタンクからお湯を送り出す仕組みのため、標準的な水圧は約180kPaとやや弱めです。シャワーの水圧が気になるという方は、高圧タイプの機種(約300kPa)を選ぶことで改善が期待できます。

設置のしやすさ

ガス給湯器は壁掛け・据置き・パイプシャフト(PS)設置など多様な設置方法に対応しており、設置場所の選択肢が豊富です。コンパクトな機種も多いため、マンションや狭小住宅でも導入しやすいでしょう。

エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットの両方を屋外に据え置く必要があるため、一定の設置スペースが求められます。マンションのベランダなどスペースに制約がある場合は、薄型タイプやコンパクトタイプの機種を検討すると良いでしょう。

製品の寿命

項目 エコキュート ガス給湯器
一般的な寿命 10〜15年程度 約10年程度

エコキュートの寿命は10〜15年程度、ガス給湯器は約10年程度が目安です。エコキュートのほうがやや長い傾向がありますが、いずれも使用環境やメンテナンス状況によって前後します。

定期的な点検やメンテナンスを行うことで、どちらの給湯器も長く安心して使い続けることができます。

安全性

エコキュートは電気のみで稼働するため、ガス漏れや不完全燃焼といったリスクがありません。火を使わない分、火災のリスクも低く、安全性を重視する方にとっては安心材料のひとつです。

ガス給湯器はガスを燃焼させる構造上、ガス漏れや不完全燃焼のリスクがゼロとはいえません。ただし、現在の製品には安全装置が搭載されているため、適切に設置・メンテナンスを行っていれば通常は安全に使用できます。

エコキュートのメリット・デメリット

ここまでの比較を踏まえて、エコキュートのメリット・デメリットを整理します。

メリット デメリット

ガス代を大幅に削減できる:給湯にガスを使わないため、ガス代の節約効果が大きいのが最大の魅力です。オール電化にすればガス代はゼロになり、ガス併用でも給湯分のガス代がなくなります。特にLPガスエリアでは年間7万円以上の差が出ることもあります。

環境にやさしい:空気の熱を利用するヒートポンプ方式のため、CO2排出量がガス給湯器と比べて少なく、環境負荷を抑えられます。

災害時にタンクの水を活用できる:貯湯タンクに常時お湯(水)が溜まっているため、断水時に生活用水として利用できます。370Lタンクであれば、家族4人で約3日分の生活用水に相当するといわれています。

初期費用が高い:本体・工事費を合わせると55〜95万円程度かかり、ガス給湯器の3倍以上の投資が必要です。補助金制度を活用して負担を軽減することも検討してみてください。

水圧がやや弱い:標準的な水圧は約180kPaとガス給湯器より低めです。シャワーの勢いを重視する方は、高圧タイプの機種を選ぶと良いでしょう。

運転音への配慮が必要:ヒートポンプユニットはおもに深夜に稼働するため、設置場所によっては近隣への騒音が気になる場合があります。設置前に業者と相談し、適切な場所を選ぶことが大切です。

お湯切れのリスクがある:タンクの容量を超えてお湯を使うと、沸き増しに時間がかかります。家族の人数や使用量に合ったタンクサイズを選ぶことで、お湯切れのリスクを軽減できます。

ガス給湯器のメリット・デメリット

続いて、ガス給湯器のメリット・デメリットも確認しておきましょう。

メリット デメリット

初期費用を抑えやすい:本体・工事費を合わせて10〜20万円程度で導入でき、エコキュートと比べて大幅に負担が少なく済みます。予算を抑えたい方にとっては大きなメリットです。

お湯切れの心配がない:瞬間式のため、使いたいときに使いたいだけお湯を出せます。来客が多い日や、家族が続けてお風呂に入る場合でも安心です。

設置場所の自由度が高い:壁掛けや据置きなど設置方法の選択肢が多く、コンパクトな製品も豊富です。スペースに制約のある住宅でも導入しやすいでしょう。

ガス代が継続的にかかる:使い続ける限りガス代の負担は変わらないため、長期的に見るとランニングコストが大きくなります。特にLPガスの場合は年間約11万円の給湯コストがかかり、ガス代の負担を感じやすい傾向があります。

製品の寿命がやや短い:ガス給湯器の寿命は一般的に約10年程度で、エコキュート(10〜15年)と比べるとやや短めです。交換頻度が高くなる分、長期的なコストに影響する可能性もあります。

停電時に使用できない:ガス給湯器は電気で制御されているため、停電時にはお湯を沸かすことができません。災害時の備えとして、この点も考慮しておくと良いでしょう。

ガス給湯器の寿命や交換時期について詳しく知りたい方は、「ガス給湯器の寿命と交換時期はいつ?経年劣化のサインと対処法を解説」の記事もあわせてご覧ください。

まとめ

エコキュートとガス給湯器は、お湯を沸かす仕組みや使用するエネルギーが異なり、それぞれに強みと注意点があります。

ガス代の節約を重視する方にとって、エコキュートは有力な選択肢です。給湯にガスを使わないため、ガス代を大幅に削減でき、特にLPガスエリアでは年間7万円以上の節約も見込めます。一方、初期費用の高さや設置スペースの確保といった点も考慮する必要があります。

ガス給湯器は初期費用が抑えやすく、水圧や設置の自由度に優れています。導入のしやすさを重視する方や、お湯切れを避けたい方には適した選択肢です。ただし、ガス代が継続的にかかるため、長期的なコスト負担を把握しておくことが大切です。

どちらの給湯器が適しているかは、ご家庭の使用状況やお住まいの環境、重視するポイントによって異なります。コスト・性能・使い勝手を総合的に比較し、ご自身に合った給湯器を選んでいただければと思います。

エコキュートの導入や給湯器の交換をご検討中の方は、クラシアンにお気軽にご相談ください。24時間365日受付で、お見積り・出張費・キャンセル料はすべて無料です。給湯器の資格を持つ専門スタッフが、ご自宅に最適なプランをご提案いたします。

※ 本記事の情報は2026年6月時点のものです。料金・コストは一般的な目安であり、実際の金額はお住まいの地域、電力会社・ガス会社の料金プラン、使用状況によって異なります。詳しくは専門業者にご相談ください。

※ 補助金制度の内容・金額は年度や自治体によって異なります。最新の情報は各制度の公式サイトでご確認ください。

この記事の監修者
株式会社クラシアン/東日本研修所(所長) 小林義和
名前
小林義和
経歴
2005年クラシアン入社。所沢営業所(旧西埼玉支社)に配属。
さいたま営業所(旧北埼玉営業所)・東埼玉営業所への異動を経て2013年より現職。累計1000人以上のスタッフを指導。
保有資格:管接続工事監督者・液化石油ガス設備士 ほか
所属
株式会社クラシアン/東日本研修所(所長)
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