給湯器交換の費⽤相場 【クラシアン実績データ公開】

■本記事の概要

・ガス給湯器:10〜20万円が主流(56.8%)

・⽯油給湯器:20〜40万円が主流(70.3%)

・エコキュート:40〜60万円が主流(67.1%)

こちらはクラシアンが実際に施⼯した実績データ※です。こちらを分析し、給湯器タイプ別の費⽤相場を公開します。

このページでは家族の人数別・給湯器タイプ別の価格・交換費用やランニングコストを抑える方法など、給湯器選びの費用に関する情報をおまとめしました。

費用は⼯事費・処分費・諸経費・消費税すべて込みの総額でご案内いたします。

※集計期間2024年11月~2025年6月 自社調べ
※本記事で記載されている金額はすべて税込となります

1. クラシアン実績データによる給湯器交換費⽤相場

みんなは給湯器いくらで交換している?

クラシアンで給湯器を交換されたお客様のガス給湯器・石油給湯器・エコキュートのそれぞれの費⽤分布をご紹介します。

ガス給湯器の交換費⽤相場

クラシアン販売実績データ(集計期間2024年11月~2025年6月 自社調べ)

10万円未満:7.7%、10〜20万円未満:56.8%← 最多価格帯、20〜30万円未満:23.5%、30万円以上:11.9%10万円未満:7.7%、10〜20万円未満:56.8%← 最多価格帯、20〜30万円未満:23.5%、30万円以上:11.9%

※値は小数点第2位以下を切り捨てて表示しています
※税込金額

10〜20万円未満が56.8%と最も高く、6割近いお客様がこの価格の給湯器を選ばれています。20〜30万円未満が23.5%なので、合わせて8割以上のお客様が10~30万円の費用で⼯事まで完了しています。

比較的手が届きやすい価格なので、初期費⽤を抑えたい⽅に最も選ばれている給湯器です。

ガス給湯器の給湯タイプ別交換費用相場

  • 給湯専⽤タイプ:8〜10万円
    蛇口やシャワーにお湯を出すだけのシンプルなタイプです。お風呂の湯張りも追い焚きも手動でやる必要がありますが、その分価格は一番安いです。
  • オートタイプ:14〜23万円
    ボタン一つで設定した湯量まで自動で湯張りしてくれます。追い焚き機能もありますが、お湯が減ったら自分で足し湯ボタンを押す必要があります。
  • フルオートタイプ:16〜29万円
    自動湯張り、追い焚き、お湯が減ったら自動で足し湯まで全部やってくれます。配管の自動洗浄機能もついていて、一番便利なタイプです。

また、ガス給湯器の中にはエコジョーズという従来よりガスの使用量を減らしてお湯を作れる、省エネ型もあります。

月々のガス代を安くできる人気タイプで、記事後半でご紹介します。

ガス給湯器の給湯タイプ別最安商品

クラシアンで販売しているガス給湯器の給湯タイプ別の最安商品をご紹介します。

全て工事費込みの価格となります。

・給湯専用
パロマ ガス給湯器 PH-1615AW 16号

・オート
リンナイ ガス給湯器 RUF-A1615SAW(C)

・フルオート
リンナイ ガス給湯器 RUF-A1615AW(C)

⽯油給湯器の交換費⽤相場

クラシアン販売実績データ(集計期間2024年11月~2025年6月 自社調べ)

20万円未満:8.5%、20〜30万円未満:36.1%← 最多価格帯、30〜40万円未満:34.2%、40万円以上:21.2%20万円未満:8.5%、20〜30万円未満:36.1%← 最多価格帯、30〜40万円未満:34.2%、40万円以上:21.2%

※値は小数点第2位以下を切り捨てて表示しています
※税込金額

20〜30万円が最多価格帯の36.1%ですが、30〜40万円もほぼ同じくらいの数を占めており、7割以上のお客様がこの価格帯の給湯器を選ばれています。ガス給湯器に比べると割高になりますが、東北・北海道など寒冷地での需要が⾼く、燃料費の安さが魅⼒です。

石油給湯器の設置タイプ別交換費⽤相場

  • 給湯専⽤タイプ:16〜23万円
    蛇口やシャワーにお湯を出すだけのシンプルなタイプです。お風呂の湯張りも追い焚きも手動でやる必要がありますが、その分価格は一番安いです。
  • オートタイプ:26〜37万円
    ボタン一つで設定した湯量まで自動で湯張りしてくれます。追い焚き機能もありますが、お湯が減ったら自分で足し湯ボタンを押す必要があります。
  • フルオートタイプ:33〜39万円
    自動湯張り、追い焚き、お湯が減ったら自動で足し湯まで全部やってくれます。配管の自動洗浄機能もついていて、一番便利なタイプです。

石油給湯器の給湯タイプ別最安商品

クラシアンで販売している石油給湯器の給湯タイプ別の最安商品をご紹介します。

全て工事費込みの価格となります。

・給湯専用
コロナ 石油給湯器 UIB-NX372(MD)

・オート
コロナ 石油給湯器 UKB-NX462A(MD)

・フルオート
コロナ 石油給湯器 UKB-SA472F(MP)

エコキュートの交換費⽤相場

クラシアン販売実績データ(集計期間2024年11月~2025年6月 自社調べ)

40万円未満:1.3%、40〜50万円未満:20.7%、50〜60万円未満:46.4%← 最多価格帯、60万円以上:31.6%40万円未満:1.3%、40〜50万円未満:20.7%、50〜60万円未満:46.4%← 最多価格帯、60万円以上:31.6%

※値は小数点第2位以下を切り捨てて表示しています
※税込金額

エコキュートをお選びいただいたお客様の7割近くが60万円未満の範囲でご購入されています。ガス・石油給湯器と比べると最初の出費は大きく感じるかもしれませんが、空気の熱を活用するため消費電力を大幅に削減でき、さらに、夜間の安い電力を使うことで光熱費を安く抑えます。結果的にお財布に優しいケースが多くあります。
補助金を活用できるケースも多くあります。※補助金の内容は年によって異なります。

エコキュートの給湯タイプ別交換費⽤相場

  • 給湯専⽤タイプ:2025年11月時点では公式サイト掲載無し
    蛇口やシャワーにお湯を出すだけのシンプルなタイプです。お風呂の湯張りも追い焚きも手動でやる必要がありますが、その分価格は一番安いです。
  • オートタイプ:48〜52万円(2025年11月時点では公式サイト掲載無し)
    ボタン一つで設定した湯量まで自動で湯張りしてくれます。追い焚き機能もありますが、お湯が減ったら自分で足し湯ボタンを押す必要があります。
  • フルオートタイプ:48~67万円
    自動湯張り、追い焚き、お湯が減ったら自動で足し湯まで全部やってくれます。配管の自動洗浄機能もついていて、一番便利なタイプです。

エコキュートの給湯タイプ別最安商品

クラシアンで販売しているエコキュートの給湯タイプ別の最安商品をご紹介します。

全て工事費込みの価格となります。

・フルオート
パナソニック エコキュート 寒冷地用HE-LS37LQS

※クラシアンの公式サイトでは給湯専用・オートタイプのエコキュートの掲載はしておりませんが、ご希望をされる方は個別にお問い合わせください。(2025年11月時点)

2. 家族の人数別で見るサイズの選び方

給湯器選びで最も重要なのが容量(サイズ)の選定です。ガス給湯器では「号数」、エコキュートでは「タンク容量」、石油給湯器では「キロ(kW)」で表されます。家族の人数やライフスタイルに合わせて適切なサイズを選ばないと、湯切れや無駄な光熱費の原因になります。

ガス給湯器のサイズの選び方

ガス給湯器の「号数」は、1分間に水温を25℃上昇させて出湯できるお湯の量(リットル)を示します。例えば20号なら、1分間に20リットルのお湯を供給できます。同時に複数箇所でお湯を使うご家庭ほど、大きな号数が必要になります。

人数別のおすすめサイズ

一人暮らし

16号が最適です。シャワーとキッチンを同時使用することが少ない単身世帯なら、この容量で十分対応できます。

コンパクトで設置場所も選ばず、初期費用も抑えられます。クラシアンでは、8万円台~で設置可能です。

2人家族

20号がおすすめです。夫婦やカップルでお住まいの場合、キッチンでの洗い物中にもう一人がシャワーを使っても、水圧が落ちることなく快適に使用できます。

クラシアンでは、9万円台~で設置可能です。

3〜4人家族

24号が標準的な選択です。子育て世帯では、お風呂とキッチンの同時使用が頻繁に発生します。

家族がそれぞれ違う時間に入浴しても、安定した給湯が可能です。実際に最も選ばれているサイズで、クラシアンでは16万円台~で設置可能です。

5人以上の大家族

28号以上をおすすめします。お風呂場2箇所とキッチンで同時にお湯を使っても問題ありません。ただ、一般的に多くのご家庭で使用していただく場合は24号で十分なケースが多く見えます。

クラシアンの公式サイトでは28号商品の掲載はしておりませんが、ご希望をされる方は個別にお問い合わせください。(2025年11月時点)

ガス給湯器のサイズ別最安商品

クラシアンで販売しているサイズ別(16号・20号・24号)の最安商品をご紹介します。

全て工事費込みの価格となります。

・16号
パロマ ガス給湯器 PH-1615AW 16号

・20号
パロマ ガス給湯器 PH-2015AW 20号

・24号
リンナイ ガス給湯器 RUF-A2405SAW(C)

石油給湯器のサイズの選び方

石油給湯器は出力のキロ(kW)で能力を表します。給湯器が 1時間あたりにどれだけの熱量を供給できるかを表現していて、3万キロ(30,000 kcal/h)は1時間に 30,000 kcal の熱量を出せるということになります。目安として3万キロは台所とお風呂で同時にお湯を使えて、4万キロだとそれに加えて洗面所でもお湯を使えます。

また、石油給湯器は寒冷地でも安定した給湯能力を発揮し、ランニングコストも比較的安いのが特徴です。灯油タンクの設置スペースが必要になる点も考慮しましょう。

人数別のおすすめサイズ

一人暮らし・2〜3人家族

3万キロ(約30kW)タイプが適しています。一人暮らし・2~3人の少人数世帯向けの標準的なサイズです。

コンパクトな機種が多く、灯油消費量も抑えられるため経済的です。給湯専用タイプなら設置費用も比較的安価で、一般的な使用には十分な能力があります。

クラシアンでは、18万円台~で設置可能です。

4人以上の家族

4万キロ(約40kW)タイプを推奨します。ファミリー世帯に最も選ばれているサイズです。
追い焚き機能付きを選べば、家族の入浴時間がずれても快適に使用できます。複数箇所での同時使用にも対応でき、寒冷地でも安定した給湯が可能です。

床暖房との併用を検討されている場合も、この容量なら余裕を持って対応できます。

クラシアンでは、21万円台~で設置可能です。

石油給湯器のサイズ別最安商品

クラシアンで販売しているサイズ別(3万キロ・4万キロ)の最安商品をご紹介します。

全て工事費込みの価格となります。

・3万キロ
コロナ 石油給湯器 UIB-NX372(MD)

・4万キロ
コロナ 石油給湯器 UIB-NX462(MSD)

エコキュートのサイズの選び方

エコキュートは貯湯式のため、タンク容量(リットル)で選びます。深夜電力で沸かしたお湯を貯めておくシステムなので、1日の使用量を見越した容量選びが重要です。

人数別のおすすめサイズ

一人暮らし

180リットルタイプが適しています。エコキュートの最小容量で、電気代を抑えつつ必要なお湯を確保できる省エネタイプです。クラシアンの公式サイトでは180リットルタイプ商品の掲載はしておりませんが、ご希望をされる方は個別にお問い合わせください。(2025年11月時点)

2人家族

300リットルタイプが適しています。夫婦2人暮らしや、お湯の使用量が少ない世帯向けです。

省スペースタイプも多く、設置場所が限られる住宅でも導入しやすいサイズです。

3〜4人家族

370リットルタイプが標準的です。一般的な4人家族の1日の使用量(シャワー4回、キッチン、洗面所での使用)をカバーできます。

最も需要が高く、機種のバリエーションも豊富です。

クラシアンでは、39万円台~(補助金適用後)で設置可能です。

4〜5人家族

460リットルタイプがおすすめです。家族が多く、入浴時間がバラバラになりがちな世帯でも湯切れの心配がありません。

来客が多いご家庭にも適しています。

クラシアンでは、41万円台~(補助金適用後)で設置可能です。

5人以上の大家族

550リットル以上の大容量タイプを選びましょう。たっぷりのお湯を確保でき、冬場でも安心して使用できます。

設置スペースと初期費用は大きくなりますが、ランニングコストの削減効果も大きくなります。

クラシアンの公式サイトでは550リットルタイプ商品の掲載はしておりませんが、ご希望をされる方は個別にお問い合わせください。(2025年11月時点)

エコキュートのサイズ別最安商品

クラシアンで販売しているサイズ別(370リットル・460リットル)の最安商品をご紹介します。

全て工事費込みの価格となります。

・370リットル
パナソニック エコキュート 寒冷地用HE-LS37LQS

・460リットル
パナソニック エコキュート 寒冷地用HE-LS46LQS

サイズの選び方のまとめ

給湯器の実際の選定では地域の気候条件、住宅の断熱性能、将来の家族構成の変化なども考慮することが大切です。専門業者に現地調査を依頼し、最適な機種を提案してもらうことをおすすめします。

3. 給湯器の交換費⽤・月々のガス代を安く抑える⽅法

交換費用を安く抑える方法

メーカーにこだわらない

給湯器はメーカー間の機能や給湯能力の違いを体感することが困難な商品です。メーカーへの強いこだわりがなければ、価格重視で選択するのも⼀つの⽅法です。クラシアンはコロナ・三菱・ダイキン・パナソニック等などの大手主要メーカーを取り扱っており、安⼼してお使いいただけます。迷われる場合は当社専任社員がお客様に最適な商品をご紹介しますのでお気軽にお尋ねください。

交換時期を調整する

選ぶ業者・時期によって給湯器の交換費⽤は変動します。安く抑えるためのポイントを抑えておきましょう

  • 秋などキャンペーンを実施する業者が多い時期にすると、安く交換できる
  • 故障前に計画的に交換することで、安く交換できる

クラシアンではどの時期でも工事費は一定です。ただ、時期によってはお時間を頂く場合がありますので、給湯器の調子が悪くなってきた際には余裕を見て早めにご相談いただくことが大事です。

月々のガス代を安く抑える方法

エコジョーズを購入する

月々のガス代を安くしたい方にはエコジョーズがお勧めです。

エコジョーズはお湯を作るときに発生する高温の排気ガス再利用することで、従来のガス給湯器よりも約13〜16%のガス使用量を削減できます。

クラシアンの施⼯実績から、エコジョーズと従来型の総コストを⽐較した表になります。

タイプ 初期費用 年間ガス代 10年総コスト
従来型 8万円台~ 10万円 108万円
エコジョーズ 17万円台~ 8.7万円 98万円

結果:約10万円の節約効果(ガスの単価:約150円/㎥、一か月50〜60㎥使用の想定)

エコジョーズは初期費⽤は⾼くなりますが、ガス代が削減されるため⻑期的には従来型よりお得になります。

4. まとめ

費⽤相場のポイント

  • ガス給湯器:10〜20万円が主流(56.8%)
  • ⽯油給湯器:20〜40万円が主流(70.3%)
  • エコキュート:40〜60万円が主流(67.1%)

選択のポイント

  1. 1. 費用相場を確認して必要予算を確認
  2. 2. 家族構成に合った号数選び
  3. 3. 安くなる交換時期やランニングコストを考慮する
  4. 4. ⻑期的なコストパフォーマンスの検討

給湯器は毎⽇使う重要な住宅設備です。価格だけでなく、アフターサービスや保証内容も含めて総合的に判断することが⼤切です。

クラシアンで給湯器を購入すると、お買い上げから10年間回数無しの10年無料保証がついています。

価格は工事費・運搬費・廃棄費を含んだお支払い総額になっていて、お見積もり・キャンセル・電話相談は全て無料です。給湯器の購入・交換をご検討されている方は是非ともクラシアンにお問い合わせください。

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