まずリモコンの「水温設定」を確認してください。また、節電モードがオンの場合、自動的に便座や温水の温度が下がったり、停止していることがあります。設定をご確認ください。それでも改善しない場合は、電源のリセットが必要な場合や内部の故障が考えられます。
まず確認すること
■ 水温設定の確認
リモコンや本体操作部で水温設定が「切」になっていないか、または温水温度が低く設定されていないかを確認します。もし「切」になっていたら、取扱説明書を見て水温を設定しましょう。本体またはリモコンに「節電」表示がある場合、節電モードがオンになっています。
節電モードは、タイマーや使用時間の記録により便座や温水の温度を自動で下げる省エネ機能ですが、普段と異なる時間帯に使用すると温度が低く、不快に感じることがあります。表示や解除方法はメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書をご確認のうえ解除してください。解除後、10分ほどで温度が上がるはずです。それでも改善しない場合は、故障の可能性があります。
■ リモコンの電池確認
リモコンのランプが消えている場合は、電池が切れている可能性がありますので交換してください。
■ 電源・コンセントの確認
ウォシュレットの電源が供給されているか確認し、コンセントが抜けていないか、ブレーカーが落ちていないかを確認します。
リセットと状況確認
■ 電源リセット
水温が設定されているのに温水が出ない場合は、一度コンセントを挿し直してみてください。本体の電源プラグをコンセントから抜き、10秒ほど待ってから再度差し込みます。コンセント部分に緑の漏電保護ボタンがある場合は、挿し直してから押します。
■ 点滅ランプの確認
ウォシュレットの本体にランプが点滅している場合、異常を検知しているサインです。取扱説明書を確認し、表示に従って対処しましょう。メーカーへの連絡が必要な場合もございます。
それでも温水が出ない場合
上記を試しても改善されない場合、温水洗浄便座内部の温水を作る部分(サーモスタット)の故障や、電熱線が断線している可能性があります。自己判断や修理は難しいため、メーカーに点検を依頼するか、信頼できる専門業者に相談しましょう。
買い替えの検討
■買い替えの検討
温水洗浄便座の寿命は7年から10年と言われています。長期間にわたり使用している場合は交換時期かもしれません。修理よりも新しいウォシュレットへの買い替えを検討する時期である可能性があります。
交換をご検討の場合はクラシアンの無料相談をご利用ください。