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給湯器の交換はどこに頼む?業者6種類の特徴と失敗しない選び方を解説

給湯器の調子が悪い、あるいは10年以上使っていてそろそろ交換を考えている——そんなとき、「給湯器の交換はどこに頼めばいいのだろう」と悩む方は少なくないでしょう。

給湯器の交換工事には専門の資格が必要なため、ご自身での交換はできません。業者に依頼することになりますが、依頼先は大きく6種類あり、それぞれ得意分野や費用感が異なります。

この記事では、給湯器の交換を依頼できる6種類の業者を比較表で整理したうえで、状況別のおすすめ・業者選びで失敗しないための6つのチェックポイント・交換費用の相場・補助金制度まで、初めての給湯器交換でも安心して判断できるよう解説します。

給湯器の交換はどこに頼む?業者6種類の特徴と失敗しない選び方を解説
この記事を読むとわかること
給湯器の交換を依頼できる業者は6種類あり、それぞれメリット・デメリットが異なる
「急ぎ」「安さ重視」「安心重視」など状況別のおすすめ業者が分かる
業者を選ぶ際にチェックすべき6つのポイントを解説
給湯器の交換費用の相場と、費用を抑えるための補助金制度を紹介

給湯器の交換はどこに頼む?依頼できる業者6種類を比較

給湯器の交換を依頼できる業者は、主に以下の6種類に分けられます。まずは比較表で全体像を把握しましょう。

業者の種類 メリット デメリット 費用感 こんな方におすすめ
給湯器メーカー 製品知識が豊富、在庫が安定 費用がやや高い、他社製品は選べない やや高め 同じメーカーを使い続けたい方
ガス会社 安心感がある、ガストラブルにも対応 割引が少なく費用が高め 高め 信頼性を最重視する方
家電量販店・ホームセンター ポイント還元、実物を確認できる 専門知識が少ない、施工は委託 中程度 ポイントを活用したい方
給湯器専門の交換業者 割引率が高い、保証が手厚い 業者により品質差がある 安め 費用を抑えたい方
水回りの修理・リフォーム業者 24時間対応も可、配管トラブルにも対応 給湯器以外の案件ですぐに対応してもえない場合あり 中〜やや高め 急ぎの方、水回り全般を相談したい方
電力会社 エコキュートの知識が豊富 ガス給湯器は対象外の場合もあり 中程度 エコキュートに買い替えたい方

それぞれの業者について、もう少し詳しく見ていきましょう。

給湯器メーカー(リンナイ・ノーリツ・パロマなど)

給湯器メーカーに直接交換を依頼する方法です。リンナイ、ノーリツ、パロマ、パーパスなど国内の主要メーカーが該当します。

メーカーは自社製品に対する知識が最も豊富で、在庫も安定しています。万が一交換後に不具合があった場合でも、的確な対応が期待できるでしょう。

一方で、そのメーカーの製品を購入することがセットになるため、他社製品との比較検討がしにくい点はデメリットです。また、費用面では割引率が小さく、他の業者に比べてやや高くなる傾向があります。

ガス会社(東京ガス・大阪ガスなど)

ガス給湯器をお使いの場合、契約しているガス会社(東京ガス・大阪ガスなどの都市ガスや、地域のプロパンガス会社)でも給湯器の交換を依頼できます。

普段から利用しているガス会社に依頼できるため安心感があり、連絡先を調べる手間もかかりません。ガス漏れなど安全面のトラブルにも対応してもらえる点もメリットです。

ただし、割引があまりないため他の業者に比べると費用が高くなりがちです。取り扱い製品や在庫も限られている場合があるため、希望する機種があるかを事前に確認しておくと良いでしょう。

家電量販店・ホームセンター

家電量販店やホームセンターでも、給湯器の購入と交換工事をあわせて依頼できます。店舗独自のポイントを貯められることや、型落ち品やセール品をお得に購入できることがメリットです。実物を店頭で確認でき、複数メーカーの製品を比較しやすい点も魅力でしょう。

ただし、家電量販店やホームセンターは幅広い商品を扱っているため、給湯器に関する専門知識は、メーカーや専門業者に比べると少ない可能性があります。また、実際の交換工事は委託先の施工会社が行うため、施工品質は委託先に左右されます。

給湯器専門の交換業者(ネット系)

近年増えているのが、インターネットで集客を行う給湯器交換の専門業者です。メーカーから大量仕入れすることで商品代を抑え、割引率の高い価格設定を実現しています。

商品代と工事費のセット価格が明確で、10年保証を無料で付帯する業者もあるなど、保証面が充実している業者も多く見られます。

一方で、業者によって品質やサービスに差があるため、現場調査や見積もり時に信頼できる会社か口コミや実績をしっかり確認することが大切です。対応エリアが都市部中心の業者もあるため、お住まいの地域が対応可能か事前に確認しておきましょう。

水回りの修理・リフォーム業者

水道の修理やリフォームを専門とする業者にも、給湯器の交換を依頼できます。水道局指定工事店の業者であれば、有資格者や専門家が在籍しており、給湯器だけでなく配管周りのトラブルにも対応してもらえます。

24時間365日対応の会社もあり、「急にお湯が出なくなった」という緊急時にも相談しやすい点が強みです。浴室やキッチンなどの水回りリフォームを同時に検討している場合は、まとめて依頼することで費用を抑えられるケースもあります。

ただし、繁忙期には対応が遅れる場合もあるため、急ぎでない場合は相見積もりを取ってから依頼するのが良いでしょう。

電力会社

エコキュート(電気式の給湯器)への買い替えを検討している場合、契約している電力会社に相談する方法もあります。電力会社はエコキュートやオール電化に関する知識が豊富で、電気料金プランとあわせた提案を受けられるのがメリットです。

ただし、ガス給湯器の交換には対応していない場合が多いため、現在ガス給湯器をお使いで同タイプへの交換を考えている方には向きません。

状況別|給湯器の交換はどこに頼むのがおすすめ?

業者の種類が分かったところで、次は「自分にはどの業者が合っているか」を考えてみましょう。以下の表を目安に、ご自身の状況に近いパターンを確認してください。

状況 おすすめの依頼先 理由
急いでいる(今日・明日中に交換したい) 水回りの修理業者、給湯器専門業者 24時間対応・即日対応に強い業者を選ぶ
とにかく費用を抑えたい 給湯器専門の交換業者 割引率が高く、相見積もりで最安値を探しやすい
安心・信頼を最優先で選びたい ガス会社、給湯器メーカー ブランド力と専門知識の裏付けがある
エコキュートに買い替えたい 電力会社、給湯器専門業者 エコキュートの知識が豊富で補助金にも詳しい
水回りのリフォームも一緒にしたい リフォーム業者 まとめて依頼することで費用を抑えられる場合がある
ポイントを活用してお得に購入したい 家電量販店・ホームセンター 独自のポイント還元制度がある

上記はあくまで目安です。実際にはそれぞれの業者のサービス内容や対応エリアによって異なりますので、気になる業者には見積もりを依頼して比較してみることをおすすめします。

10年以上お使いの給湯器で気になることがあれば、クラシアンにご相談ください。点検のご相談・お見積もりは無料です。

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給湯器の交換業者を選ぶ際にチェックすべき6つのポイント

依頼先の候補を絞り込んだら、次は個々の業者が信頼できるかを見極めるステップです。以下の6つのポイントを確認しておくと、失敗を防げます。

1. 施工に必要な資格を持っているか

給湯器の交換工事には、ガス機器設置スペシャリスト、液化石油ガス設備士、給水装置工事主任技術者などの専門資格が必要です。無資格の業者による施工はガス漏れや水漏れ事故のリスクがあり、大変危険です。

依頼前に、施工担当者が必要な資格を保有しているかをホームページや問い合わせで確認しましょう。「水道局指定工事店」の認定を受けている業者であれば、一定の技術力の証明になります。

2. 施工実績は十分か

施工実績が豊富な業者は、さまざまな設置環境に対応するノウハウが蓄積されています。経営年数や年間の施工件数、ホームページの施工事例などを確認しましょう。

施工事例が写真付きで掲載されている業者は、仕上がりのイメージを持ちやすく安心です。

3. 保証・アフターサービスは充実しているか

給湯器のメーカー保証は一般的に1〜2年です。しかし、給湯器の寿命は約10年のため、メーカー保証だけでは心もとないと感じる方も多いでしょう。

業者によっては、追加費用を支払うことで最長10年の延長保証を提供している場合があります。保証が商品のみか、工事まで含むかも確認しておきましょう。保証内容と費用のバランスを比較することが大切です。

4. 見積もりの内訳は明確か

見積書には、給湯器の商品代・工事費・処分費・出張費などの内訳が明記されているかを確認しましょう。「一式」とだけ書かれている見積書では、何にいくらかかっているか分かりません。

また、工事当日に追加料金が発生する可能性があるかどうかも事前に聞いておくと安心です。特に、配管の延長や設置場所の変更など、追加工事が必要になるケースは少なくありません。

見積もりは無料の業者が多いため、急がない場合は2〜3社に相見積もりを依頼し、費用とサービス内容を比較することをおすすめします。

5. 対応スピードと対応エリア

給湯器が故障してお湯が使えない状況では、一刻も早く交換してほしいものです。24時間365日受付の業者や、最短即日対応が可能な業者を候補に入れておくと、緊急時にも安心です。

また、ネット系の専門業者は対応エリアが都市部に限られている場合があります。お住まいの地域が対応エリアに含まれているか、事前に確認しておきましょう。全国対応の業者であれば、地方にお住まいの方でも依頼しやすい利点があります。

6. 口コミや評判を確認する

実際にその業者を利用した方の口コミは、業者の対応品質を判断するうえで参考になります。Googleの口コミやSNSでの評判を確認してみましょう。

ただし、極端に良い口コミや悪い口コミだけを見て判断するのは避け、複数の口コミを総合的に確認することが大切です。施工の仕上がり、対応の丁寧さ、費用の透明性などに注目して確認すると良いでしょう。

給湯器の交換にかかる費用の相場

給湯器の交換費用は、「給湯器の商品代 + 基本工事費」で構成されるのが一般的です。業者によっては、既存給湯器の処分費や出張費が別途かかる場合もあります。

費用は給湯器の種類やグレード、設置環境によって大きく異なりますが、おおまかな相場は以下の通りです。

給湯器の種類 商品代の目安(税込) 基本工事費の目安(税込) 合計の目安
ガス給湯器(給湯専用) 5万〜15万円程度 3万〜5万円程度 8万〜20万円程度
ガス給湯器(オート・フルオート) 10万〜25万円程度 3万〜5万円程度 13万〜30万円程度
エコジョーズ 12万〜30万円程度 3万〜5万円程度 15万〜35万円程度
エコキュート 20万〜50万円程度 7万〜15万円程度 27万〜65万円程度
石油給湯器 10万〜30万円程度 3万〜5万円程度 13万〜35万円程度

※上記はあくまで目安です。設置環境(配管の延長、搬入経路など)によって追加工事費が発生する場合があります。正確な費用は、業者に見積もりを依頼して確認してください。

出典:https://www.qracian.co.jp/kyutouki/price/

なお、費用を比較する際は、商品代だけでなく工事費・処分費・保証費用を含めた「総額」で比較することが重要です。商品代が安くても工事費が高い、あるいは保証が別料金になっている場合もあるため、見積書の内訳をよく確認しましょう。

10年以上お使いの給湯器で気になることがあれば、クラシアンにご相談ください。点検のご相談・お見積もりは無料です。

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給湯器の交換を頼む際の注意点

業者を決める前に、以下の注意点も押さえておきましょう。

業者によって取り扱いメーカーが異なる

交換を頼む業者で給湯器の購入を考えている場合は、業者によって取り扱いメーカーが異なる点に気を付けましょう。気になっているメーカーや製品がある場合は、問い合わせの最初の段階で取り扱いがあるか確認しておくと、早めに判断ができます。

また、給湯器はご自身で用意し、交換工事のみ依頼する場合にも、対応可能か事前に確認を取りましょう。

悪質業者に注意する

残念ながら、給湯器交換の業界では悪質な業者も一部存在します。見積もり時は安い金額を提示しておきながら、工事当日に高額な追加料金を請求するケースや、無資格で工事を行うケースが報告されています。

被害を防ぐためには、以下の点に注意してください。

  • 見積書に内訳が明記されているか確認する
  • 水道局指定工事店であるかを確認する
  • 飛び込み営業やポスティングだけの業者は慎重に検討する
  • 「今日中に契約しないと値上げする」などの即決を迫る業者は避ける

不安がある場合は、複数の業者から見積もりを取って比較することが最も有効な対策です。

キャンセル料や追加工事費を事前に確認する

給湯器の購入や交換を依頼した後に、急な予定変更でキャンセルが必要になることもあります。キャンセル料が発生する条件や金額は業者によって大きく異なるため、契約前に確認しておきましょう。

また、交換工事の際に配管の劣化や設置場所の変更が必要になると、追加工事費が発生する場合があります。追加費用が発生する可能性があるか、見積もりの段階で質問しておくと安心です。

給湯器の交換を検討した方が良いサインとは?

お使いの給湯器に以下のような症状が出ている場合は、交換を検討するタイミングかもしれません。

  • リモコンにエラー表示が頻繁に出る:内部部品の劣化が進んでいるサインです。一度修理しても再発する場合は交換を検討しましょう。
  • 給湯器から異音がする:「ボンッ」という着火時の音や「キーン」という高い音がする場合、内部部品に不具合が起きている可能性があります。
  • お湯がぬるい・温度が安定しない:設定温度通りのお湯が出ない場合、熱交換器や温度センサーの劣化が考えられます。
  • 給湯器から水漏れしている:接続部のパッキン劣化や、本体内部の配管からの漏水が疑われます。
  • 給湯器の外装下部がサビている:経年劣化により内部にもダメージが及んでいる可能性があります。
  • 排気口の周りが黒くなっている:不完全燃焼のサインで、安全上の懸念があります。

一般的に給湯器の寿命は10〜15年程度とされています。使用年数が10年を超えている場合、一度修理しても別の箇所で不具合が発生する可能性が高く、修理用の部品もメーカーに在庫がないことがあります。複数の症状が出ている場合や修理しても再発する場合は、交換の方が長い目で見ると経済的なケースが多いでしょう。

修理か交換かの判断に迷う場合は、まず業者に見積もりを依頼し、修理費用と交換費用を比較してみることをおすすめします。

「お湯が出ない原因と対処法」

「ガス給湯器の寿命と交換時期」

給湯器の交換で使える補助金制度

省エネ性能の高い給湯器に交換する場合、国の補助金制度を活用できる場合があります。

2026年度は「給湯省エネ2026事業」が実施されており、エコキュートやハイブリッド給湯器、エネファームなどの高効率給湯器を導入する際に、1台あたり7万〜17万円程度の補助が受けられます(機種の種類や性能によって補助額は異なります)。

出典:https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/kyutokidonyu/kyutodonyuhojo2025.html

補助金の申請は、購入者が直接行うのではなく、事前に登録された「給湯省エネ事業者」を通じて行います。そのため、補助金を利用したい場合は、この事業に登録している業者に交換を依頼する必要があります。

なお、補助金は予算の上限に達し次第終了となるため、利用を検討している方は早めに情報を確認し、業者に相談しておくと良いでしょう。

※上記は2026年3月時点の情報です。最新の補助金情報は経済産業省・資源エネルギー庁の公式サイトでご確認ください。

「エコキュートの交換費用と補助金」

給湯器の交換に関するよくある質問

Q.給湯器の交換は自分でできる?

給湯器の交換工事には、ガス機器設置スペシャリストや液化石油ガス設備士などの資格が必要です。無資格での施工はガス漏れや火災のリスクがあり、法令にも違反するため、必ず資格を持った業者に依頼してください。

Q.給湯器の交換にかかる時間はどのくらい?

一般的なガス給湯器の交換(同タイプへの取り替え)であれば、作業時間は2〜4時間程度が目安です。エコキュートへの交換は半日〜1日程度かかるケースが多くなります。ただし、設置場所や配管の状況によって前後します。

Q.マンションの給湯器交換で注意すべきことは?

マンションでは、交換できる給湯器の号数や機種に制限がある場合があります。交換前に管理組合や管理会社に確認し、必要に応じて届出を行いましょう。賃貸の場合は、まず貸主や管理会社に連絡してください。

「マンションの給湯器交換の流れと注意点」

Q.石油給湯器(灯油ボイラー)の交換はどこに頼む?

石油給湯器の交換は、石油給湯器を取り扱っている給湯器専門業者や、水回りの修理業者に依頼できます。ガス会社では対応できないため注意が必要です。石油給湯器にも法定点検の義務があるため、メンテナンス体制が整った業者を選ぶと良いでしょう。

まとめ

給湯器の交換を依頼できる業者は、給湯器メーカー・ガス会社・家電量販店やホームセンター・給湯器専門の交換業者・水回りの修理やリフォーム業者・電力会社の6種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身の状況やニーズに合った業者を選ぶことが大切です。

業者を選ぶ際は、資格の有無・施工実績・保証内容・見積もりの透明性・対応スピード・口コミの6つのポイントを確認しましょう。相見積もりを取って比較検討することで、費用面でもサービス面でも納得のいく業者を見つけやすくなります。

また、エコキュートやハイブリッド給湯器などの高効率給湯器に交換する場合は、補助金制度の活用も検討してみてください。

株式会社クラシアンでは、全国47都道府県で給湯器の交換に対応しています。24時間365日受付で、見積もり・出張費・キャンセル料・電話相談はすべて無料です。水道局指定工事店として有資格者が施工を行いますので、給湯器の交換を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

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