お役立ち情報

ガス給湯器が臭いときの原因と対処法|異臭を感じたらまずやるべきこと

【水回り依頼件数No.1*】給湯器の異臭・臭いの原因と対処法を解説。ガス給湯器が臭いときの安全確保から業者への相談まで丁寧にご案内します。※ 東京商工リサーチ調べ(集計期間2025年1月〜2025年12月)

ガス給湯器が臭いときの原因と対処法|異臭を感じたらまずやるべきこと
この記事を読むとわかること
ガス給湯器から異臭がした場合は、ガス漏れや不完全燃焼といった危険な状態が疑われます。まずは換気と使用停止で安全を確保し、速やかにガス会社や専門業者へ連絡することが大切です。
この記事では、給湯器が臭いときにまず取るべき行動から、においの種類ごとの原因・対処法までをわかりやすく解説しています。給湯器の異臭に不安を感じている方は、落ち着いて対応するための参考にしてください。

ガス給湯器が臭いと感じたらまず安全確保

ガス給湯器から異臭がしたときは、原因の特定よりも先に安全確保を優先しましょう。以下の3つの手順を順番に行ってください。

  • 部屋の窓を開けて換気する
  • ガス給湯器の使用を停止する
  • ガス会社や業者に連絡する

部屋の窓を開けて換気する

最初に行うべきことは、部屋の換気です。窓を2か所以上開けて空気の通り道を作り、室内にこもったガスやにおいを外に逃がしましょう。

このとき、換気扇・扇風機・エアコンなどの電気機器は使用しないでください。スイッチのオン・オフ時に発生する火花が、漏れたガスに引火するおそれがあります。照明のスイッチ操作もできるだけ避けると安心です。

ガス給湯器の使用を停止する

換気と並行して、すべてのガス機器の使用を停止し、ガスの元栓を閉めてください。給湯器だけでなく、ガスコンロやガスファンヒーターなども含めて運転を止めましょう。

元栓の場所は、都市ガスの場合はガスメーターの周辺、プロパンガスの場合はガスメーターやガスボンベの近くにあることが一般的です。無理に原因を特定しようとせず、まずは使用停止による安全確保を心がけましょう。

ガス会社や業者に連絡する

換気と使用停止ができたら、契約しているガス会社や給湯器の専門業者に連絡してください。ガス漏れなどのトラブルは、専門的な知識と資格が必要であり、利用者自身での対応は危険を伴います。

連絡の際には、「いつごろからにおいがするか」「どのようなにおいか」「給湯器の設置場所」などを伝えると、業者側の対応がスムーズになるでしょう。

ガス給湯器が臭い場合に考えられる原因

ガス給湯器が臭いときに考えられる原因は、主に以下の3つです。

  • ガス給湯器からのガス漏れ
  • ガス給湯器からのガス漏れ
  • プロパンガスの残量不足

ガス給湯器からのガス漏れ

給湯器の異臭の原因として、まず考えられるのがガス漏れです。都市ガスやプロパンガスには、ガス漏れに気づけるよう「玉ねぎが腐ったようなにおい」が人工的に付けられています。この特有のにおいを感じた場合は、ガス漏れの可能性が高いといえるでしょう。

ガス漏れが起きている場合は引火による火災のリスクがあるため、においに気づいた段階で速やかに換気・使用停止を行い、ガス会社へ連絡してください。

ガス漏れの主な原因としては、ゴムパッキンなどの部品の経年劣化、給湯器本体の故障、ガス配管の損傷や接続不良などが挙げられます。ガス給湯器の設計標準使用期間は約10年とされており、それを超えて長期間使用している場合は各部品の劣化が進み、ガス漏れをはじめとするトラブルのリスクが高まります。ガス会社や業者の点検でガス漏れが確認された場合は、部品の交換や給湯器本体の交換も検討すると良いでしょう。

不完全燃焼が起きている

燃焼に必要な酸素が十分に供給されない状態で燃焼が起こると、不完全燃焼となり、人体に有害な一酸化炭素(CO)が発生します。

ガス給湯器の場合、内部に溜まったゴミやほこりにより排気や給気が十分にできなくなることが、不完全燃焼のよくある原因です。不完全燃焼が発生すると、燃焼しきれなかったガスのにおいや、焦げ臭いにおいが生じることがあります。

一酸化炭素はわずかな量でも吸引すると危険なため、異変に気づいた段階で換気をして使用を停止してください。また、以下のような症状が見られる場合も不完全燃焼が疑われるため、すぐに使用を中止しましょう。

不完全燃焼が疑われるサイン 内容
炎の色の変化 青色ではなくオレンジ色・赤色になっている
黒い煙 給湯器から黒い煙が出ている
身体症状 目がしみる・喉が痛い
炎の不安定さ 炎が揺れる・ときどき消える

プロパンガスの残量不足

ガスボンベでガスを供給するプロパンガスの場合は、ボンベ内のガス残量が少なくなると、添加されているにおい成分の濃度が相対的に高まり、通常よりガスのにおいを強く感じることがあります。

プロパンガスの残量不足であれば直ちに危険な状態ではありませんが、ガス漏れや不完全燃焼によるにおいとの区別が難しい場合もあります。判断に迷う場合は、自己判断せずガス会社に確認を依頼すると安心です。

給湯器の異臭への対応

給湯器からガスのにおいがする場合は、まず換気と使用停止で安全を確保したうえで、ガス会社や業者へ連絡することが基本的な対応になります。

点検後の対応としては、ガス漏れが原因であれば、不具合のある部品やガス配管の交換、あるいは給湯器本体の交換が検討されます。不完全燃焼の場合は、内部のゴミやほこりの蓄積で排気・給気が十分にできない状態であることが多く、こちらも専門業者による点検や部品交換が必要です。

プロパンガスの残量不足が疑われる場合は、ボンベの残量を利用者自身で確認する方法がないため、ガス会社に連絡して点検の際に確認してもらうことになります。

ガス臭い以外のにおいの原因

ガス給湯器から、生臭いにおい・酸っぱいにおい・焦げ臭いにおいなど、ガス臭以外のにおいがするケースもあります。においの種類によって原因や対処法が異なるため、以下を参考にしてください。

においの種類 考えられる原因 対処の目安
生臭いにおい 給湯器内部や配管の水が腐敗している しばらくお湯を流して排水。改善しなければ業者に相談
酸っぱいにおい 給湯器の金属部品が腐食している 業者に点検を依頼。部品交換や本体交換の検討が必要
焦げ臭いにおい 不完全燃焼が起きている可能性 直ちに使用を停止し、業者に連絡

生臭いにおいがする場合

まれなケースですが、給湯器内部や配管に溜まった水を長期間(1か月以上など)放置すると、水が腐敗して生臭いにおいが発生することがあります。蛇口からしばらくお湯を流して配管内の古い水を排出すると、多くの場合はにおいが解消します。排水後もにおいが続く場合は、専門業者に点検を依頼すると良いでしょう。

酸っぱいにおいがする場合

給湯器内部の金属部品が腐食(サビ)していると、酸っぱいにおいが発生することがあります。腐食は経年劣化により進行し、放置するとガス漏れや水漏れにつながるおそれもあるため、早めに専門業者へ点検を依頼してください。状況によっては部品交換や給湯器本体の交換が必要になることもあります。

焦げ臭いにおいがする場合

不完全燃焼が起きているときや、給湯器内部・排気口付近に付着したほこりや異物が焼けているときに、焦げ臭いにおいが発生することがあります。焦げ臭いにおいに気づいた場合は、直ちに使用を停止し、換気をしたうえで業者に連絡してください。一酸化炭素中毒の危険があるため、自己判断での使用再開は避けましょう。

まとめ

ガス給湯器が臭いと感じたら、最も大切なのは「換気 → 使用停止 → 業者への連絡」という安全確保の手順を守ることです。

給湯器の異臭の原因としては、ガス漏れ・不完全燃焼・プロパンガスの残量不足が代表的です。また、ガス臭以外のにおいについても、生臭いにおいであれば水の腐敗、酸っぱいにおいであれば部品の腐食、焦げ臭いにおいであれば不完全燃焼が疑われます。いずれの場合も、自己判断で使用を続けず、専門業者に点検を依頼することが安全につながります。

給湯器の使用年数が10年を超えている場合や、点検の結果として本体の交換が必要と判断された場合は、給湯器の交換も選択肢のひとつです。クラシアンでは、24時間365日・全国47都道府県対応で給湯器交換に関するご相談を承っております。お見積り・出張費・キャンセル料は無料ですので、給湯器の異臭や交換についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

※ 本記事の情報は2026年6月時点のものです。実際の対応や費用は状況によって異なる場合があります。ガスのにおいを感じた場合は、記事の内容に関わらず、速やかにガス会社または専門業者にご連絡ください。

この記事の監修者
株式会社クラシアン/東日本研修所(所長) 小林義和
名前
小林義和
経歴
2005年クラシアン入社。所沢営業所(旧西埼玉支社)に配属。
さいたま営業所(旧北埼玉営業所)・東埼玉営業所への異動を経て2013年より現職。累計1000人以上のスタッフを指導。
保有資格:管接続工事監督者・液化石油ガス設備士 ほか
所属
株式会社クラシアン/東日本研修所(所長)
  • Twitter
  • Facebook

ガス給湯器の人気ランキング

ガス給湯器一覧