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台所・キッチン排水口の掃除には重曹よりも中性洗剤とブラシでの掃除が効果的

キッチン掃除

台所・キッチン排水口の掃除には重曹よりも中性洗剤とブラシでの掃除が効果的

【クラシアン】キッチンシンクの排水口や排水トラップ、排水ホースの掃除方法をご紹介します。ネット上では「排水溝掃除や排水口つまり解消に重曹が効果的」という記事を多く見かけますが、実は重曹よりも効果的なのはブラシによる掃除です。

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台所・キッチンシンク排水口の正しい洗い方

キッチンシンク

キッチンシンクの排水口には、使用するたびに少しずつ油や食材のカスなどが流れていきます。それを放置していると排水トラップや排水管でぬめりや悪臭が発生し、ひどい場合はつまりで汚水が逆流してくることも。

キッチンの排水には油脂が多く含まれるため、排水口に蓄積した油脂分を放置してしまうとラードのように固まり、排水管を完全に塞いでしまうこともあります。そうなると、配管の取替えが必要となり、場所によっては床を壊すなどの大規模な建築工事を伴う施工が必要となることもあります。

インターネットで排水口の掃除方法やつまり解消法を調べると、「重曹が効果的」という記事がたくさん見つかります。でも実は、キッチンの排水口掃除に本当におすすめなのは重曹よりも「ブラシ」。今回は、正しい排水口の洗い方をご紹介します。

台所・キッチンの排水口と排水トラップを掃除する

汚れが蓄積する前に、週1回程度の定期的な清掃がおすすめです。用意するのはシンクで普段の食器洗いに使用している洗剤と掃除用のスポンジでOK。掃除用の柄付きブラシは「排水口ブラシ」などの名称で販売されています。

用意する道具

  • 台所用中性洗剤
  • 掃除用スポンジ
  • 掃除用柄付きブラシ(金属製でないもの)

排水口と排水トラップの掃除の手順

排水口・排水トラップには油や食材のカス、洗剤カスなどが流れ込みます。それらの汚れが配管内に蓄積すると、重篤なつまりを引き起こす恐れがあるので、以下の手順を参考にしながら定期的な清掃を行うようにしましょう。

外せるパーツを外す

排水口から排水トラップと排水ホース(パイプ)を経て排水管に至るまでの構造や排水トラップの仕組みは、キッチンメーカーや製造年数にかかわらずほぼ同じ。排水口のフタ、フタゴム、ゴミ受け(バスケット)、ワン(椀)トラップの順に外していきます。ワントラップは固定されていますが、反時計回しで外すことができます。

スポンジと中性洗剤で洗う

外したパーツ一つひとつを、スポンジと台所用中性洗剤で洗います。ゴミ受けの裏やワントラップの内側にぬめりの塊のようなものができていたら、排水口に流さずゴミとして捨てましょう。ワントラップの内側は構造的にぬめりやすいので、特に念入りに洗います。

排水口内部をブラシで洗う

排水口から排水トラップ周辺まで、手の届く範囲をスポンジやブラシを使って掃除します。ワントラップを外した排水パイプ部分は、掃除用具を落とすと拾えなくなるので充分注意しましょう。もし拾えない場合はクラシアンにご連絡ください。水で流してしまおうとすると、奥でつまりが起きて大きなトラブルに発展しかねません。

台所・キッチンの排水ホース内部を掃除する

一戸建てのキッチンの排水経路に多いジャバラの排水ホースは、取り外して洗うことができます。キッチンの排水の流れが悪いと感じたら、完全につまる前に内部を掃除するのがおすすめです。

用意する道具

  • 台所用中性洗剤
  • バケツ
  • 掃除用柄付きブラシ(金属製でないもの)

排水ホースの掃除

排水ホースの内側には、油脂がこびりつきやすく、食材カスなどの異物を蓄積させてしまいます。排水ホースの清掃も定期的に行いましょう。

掃除の準備

バケツの中に台所用中性洗剤を薄めた液を作って入れておきます。シンク下の排水ホース周辺に収納している物は移動させ、汚れを防ぐためにビニールなどを敷いて保護。シンク内の水は流しておきます。

防臭キャップを外す

排水ホースは床下の排水管に差し込まれているだけの簡単な構造です。その接続部分には、一般的に悪臭を防ぐための防臭キャップや防臭ゴム、防虫カバーが取り付けられているので、設置されている場合は取り外します。

ナット・ホースを外す

排水トラップ側のナットをゆるめ、排水ホースを抜き取ります。ナット一体型の場合は排水ホースごと回転させて外してください。排水ホースを外すと内側の汚水やぬめりがこぼれ、周囲を濡らしたり汚したりする場合があるので注意しましょう。外した排水ホースは、バケツの中の液に浸します。

ホース内部をブラシで洗う

排水ホースの内側を掃除用の柄付きブラシで洗います。ジャバラホースは構造上、ひだ部分に汚れやぬめりがたまりやすいので重点的に洗いましょう。掃除しても汚れが落ちない時や排水ホースが傷ついている場合は、排水ホース自体を交換する必要があります。

なお、排水口から排水ホースまでを掃除をしても流れが悪い場合は、排水管で何らかのトラブルが起きている可能性が考えられます。原因箇所を突き止める必要があるので、早めにクラシアンにご相談ください。

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台所・キッチン排水口のキレイをキープする

キッチン掃除

排水口を清潔に保つように意識すれば、食材カスなどの異物が配管内に流れ込むことも減るでしょう。排水口のキレイをキープしていれば、排水トラブルを各段に減らすことができます。

排水口に食材カスや油を流さない

排水経路のつまりトラブルを防ぎ、定期的なお掃除を楽にするためには、毎日のちょっとした心掛けが欠かせません。
小さな食材カスなどは、ゴミ受けの目の隙間から流れ出てしまいます。それを防ぐために、ゴミ受けにはネットをかけておくようにしましょう。また、お皿やフライパンに付着した油分や食べ残しなどはそのままシンクで洗わず、できるだけ拭き取ってゴミ箱へ。なるべく排水口に流さないように心がけます。

毎日ゴミを取り、ぬるめのお湯を流す

シンクを使った日には、1日の終わりにゴミ受けにたまったゴミを取り除きましょう。そのまま放置すると雑菌やカビが繁殖し、ぬめりや悪臭につながってしまいます。
また、排水つまりの最大の原因は排水トラップや排水パイプ内部に付着した油分。油分の付着を防ぐために、シンクを使い終わりゴミ受けのゴミを取り除いたら、60℃以下のお湯を排水口に流しておきます。ただし熱湯を使用すると排水経路を傷めるので、必ず60℃以下まで温度を下げるように気をつけましょう。

定期的に排水経路を洗浄する

パイプクリーナーは、ひどくつまってしまった排水管にはあまり効果が期待できません。予防として定期的に使用するのがおすすめです。ただし他の洗剤や生ゴミ、酢などと混ざると有毒ガスが発生する危険も。排水口に投入して長時間放置すると管を傷めることもあります。使用方法は必ず守るようにしてください。

キッチンだけでなく、家全体の排水管も定期的な掃除が必要です。一戸建てでも数年に一度は業務用高圧洗浄機で汚れを一掃してもらいましょう。

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傷みや汚れがひどい排水トラップ・排水パイプを交換する

排水口や排水トラップ、排水パイプなどで、洗っても落ちない汚れや傷みがひどい箇所がある場合は、新しい部品に交換する必要があります。最新の排水トラップやゴミ受けには、汚れが付きにくく掃除をしやすい工夫が施されているものもあるので、交換すると日頃の掃除が楽になるかもしれません。

排水口のキレイをキープしていても、排水のトラブルは起こってしまいます。自分で上記のような対策を実施してもをしても排水トラブルが発生してしまったら、まずはお近くの水道修理業者に相談してみましょう。

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台所・キッチンシンク排水口の掃除方法・まとめ

今回は、台所・キッチンシンクの排水口や排水トラップ・排水ホースの掃除方法についての情報をお伝えしました。

キッチンの排水口に限らず、水まわりの排水口のトラブルは気をつけていても起こってしまう場合があります。しかし、日頃から下記のポイントを意識して定期的に掃除をすることで、トラブルの可能性を減らすだけでなく、万が一トラブルが起きてしまった場合も、深刻な事態を回避することができるでしょう。

  • 重曹よりも中性洗剤と柄付きブラシでの掃除が効果的
  • パイプクリーナーは定期的な使用でつまり予防に効果的
  • 日頃の心がけと定期的な掃除が大切
  • 掃除しても流れが悪い場合は排水管トラブルの可能性

こまめに掃除しても排水口のトラブルが起きてしまった場合や、排水口だけでなく排水管も掃除したいという場合は、24時間365日受付のクラシアンにお問い合わせください。

クラシアンでは、排水口のトラブルだけでなく排水管の清掃も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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「排水口」と「排水溝」の違いとは?

「排水口」と「排水溝」を混同し、誤用しているweb記事が多く見受けられます。「排水口」の意味は、排水が流れ込んでいく排水パイプの入り口。一方「排水溝」は、屋外に設置された溝型の排水経路です。金属製の格子状の蓋などで塞がれていることが多く、いわゆる「ドブ」と呼ばれているものが「排水溝」です。

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