ささくれ立ったフローリングをクッションフロアに

トイレ交換を希望されているお客様。トイレのフローリングがささくれ立ってきたので、トイレ交換と同時に張り替えを検討したい、どういう方法があるのか聞きたいというご要望がありました。
ご訪問して確認すると、フローリングにささくれ以外のきしみなどはないものの、便器周囲の床が浮き上がっている状況でした。

内装担当者とともにフローリングを点検・検討。大きな傷みがないことから、剥がして張り替えるよりも表面を補修して上からクッションフロアを貼る方法がベストと判断しご提案しました。この方法であれば強度を損なうことなく補修した跡を隠すことができ、時間やコストも抑えて施工することができます。トイレ室内が暗いことも気にされていたため、明るい色味のクッションフロアへの張り替えをご提案しました。

また、年配のお母様がよく使用するトイレだったため、お客様は既設トイレと同様の仕様のトイレへの交換を希望されていました。そこで交換用トイレは、これまでと同じ様に使用できるウォシュレットに決定しました。

実際のトイレリフォームの際は、まず水道工事担当者が便器を外してフランジを除去した後、止水栓の交換を行いました。この際、給水管を折らないように注意して作業します。
その後、内装の施工担当者がフローリングの傷んでいる部分の除去や目地の処理といった補修を行い、上からクッションフロアを張っていきます。
床が仕上がった後、水道工事担当者がフランジを新しく交換。新しい便器を取り付けて、すべてのリフォームが完了しました。