たとえ自宅の敷地内であっても、無資格での水道工事は違法行為となります。水道工事は基本的に水道局指定の水道工事店に依頼してください。
自分で水道工事をする際の問題点
■ 違法行為になる場合がある
水道管の設置、移設、変更といった工事は、水道法によって施工者が定められており、無資格の個人がこれを行うことは違法行為です。違法な水道工事を行った場合、給水を停止されるだけでなく、罰金が科されることもあります。
■ 公衆衛生上のリスク
不適切な工事は、水道水の汚染や水漏れ、排水不良などの問題を引き起こします。これは自分だけでなく、近隣住民に迷惑をかける可能性があります。
■ DIYが許容される範囲
配管を伴わない給水装置の交換や軽微な修理については、ご自身で行っていただいても問題ありません。
具体的には:
- 蛇口・シャワー・水栓の交換
- 傷んだパッキンやコマの交換
- カートリッジの交換
これらは給水装置に手を加えない範囲であり、DIYが可能とされています。
注意点とリスク
■ DIYの範囲は慎重に判断
難しいと感じる工事や、DIYで対応すべきか判断が難しい場合は、無理せず専門業者に相談しましょう。
■ DIYに失敗するリスク
水栓交換などは手順が複雑で、失敗するケースも少なくありません。無理にDIYを進めて失敗し、結局業者に依頼するとなると、余計に時間と費用がかかることもあります。
■ 専門業者への依頼
給水装置工事は、必ずお住まいの地域の水道局に指定された「指定給水装置工事事業者」(指定業者)に依頼しましょう。
細則は自治体により異なります。ご自身で工事を行う場合は、作業前にお住いの地域の水道局(水道事業所)の窓口に相談し、DIY可能な範囲を確認することが安全です。地域で定められたルール・条例を踏まえてご判断ください。
水道工事に関しては、違法行為や公衆衛生上のリスクを避けるため、判断に迷ったら専門業者に相談することをおすすめします。
 
                                       
            