まず安全を確保し、マンホールに近づかないようにしてください。公道上のマンホールは自治体の所有物なので、水道局・下水道局に連絡します。敷地内のマンホールは各家庭の所有物なので、水道業者に依頼する必要があります。連絡する際は、水の汚れや臭いを確認し、きれいな水なら水道管の破裂、汚れた水なら下水管の詰まりの可能性があることを伝えましょう。
最初にやるべきこと
■ 安全の確保
公道上のマンホールには近づかないでください。特に下水の場合、病原菌や有害ガスが発生している危険性があります。
■ 水の状態を確認
きれいな水: 水道管の破裂や漏水の可能性がある為、水道メーターが回っているか確認します。
汚れた水(悪臭がある): 下水管の詰まりや、大雨による本管の満水が考えられます
大雨の影響を確認
大雨や台風の後であれば、下水管の水位が急上昇している可能性があります。状況が落ち着けば自然と水が引くこともありますが、被害拡大の恐れがあるため、念のため連絡しておきましょう。
連絡先の判断
マンホールの場所によって連絡先が異なります。
■ 公道上のマンホール(自治体の所有物)
公共の道路にあり、蓋に自治体のマークが入っているマンホールは自治体の所有物です。
■ 連絡先
自治体の水道局・下水道局: 各自治体の水道局や下水道局(上下水道部)に連絡します
各自治体のホームページ: 下水道トラブルの専用連絡先が掲載されている場合があります
警察署: 夜間や休日で連絡先が不明な場合、道路交通の危険防止のため警察に連絡する方法もあります
■ 敷地内のマンホール(各家庭の所有物)
家庭の敷地内にある小さなマンホールは各家庭の所有物であり、管理・メンテナンスはご自身の責任となります。
■ 連絡先
賃貸物件・集合住宅の場合: まず大家さんや管理会社に連絡し、対応を相談してください
持ち家の場合: 排水つまりなどのトラブルが考えられるため、専門業者に点検・修理を依頼します。水が溢れている場合、排水つまりなどのトラブルが起きている可能性が考えられますので、クラシアンにご連絡ください。つまり除去や修繕が必要かどうか、無料点検させていただきます。
マンホールからの水の溢れは、早急な対応が必要なトラブルです。状況を正確に把握し、適切な窓口に連絡することが重要です。