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【注意】浴槽の換気扇交換には資格が必要!交換・取付のサインと平均費用

浴槽の換気扇

【注意】浴槽の換気扇交換には資格が必要!交換・取付のサインと平均費用

【クラシアン】浴槽の換気扇の調子がなんとなくおかしいと感じたときに、交換するべきかどうか迷ってしまいませんか?「完全に動かなくなったわけではないから」とそのまま使い続けていると、思わぬ不都合が発生する恐れがあります。業者に依頼する際のポイントや平均的な相場をご紹介します。

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浴槽換気扇を交換する必要はあるの?

浴槽の換気扇交換

「浴室の換気扇は明らかな不具合が起きない限り交換する必要がない」と考える方も多いのではないでしょうか。

浴槽の換気扇は、室内の湿気を外に排出する働きがあります。しかし、換気扇の機能が低下すると換気力が弱まったり、カビや異臭が発生したり、湿気がうまく排出できずに浴室や家の寿命が縮んだりと、悪影響を起こしかねません。

完全に動かなくなってからでは余分に費用がかかってしまう恐れもあるため、「様子がおかしい」と思った時点で早めに点検するのがおすすめです。

浴槽換気扇の交換タイミングを示す5つのサイン

それでは、浴槽の換気扇はどのタイミングで交換するといいのでしょうか。一般的に浴槽換気扇の耐久年数は8~15年とされています。

ただし、耐久年数に達しなくても、以下のサインが見られる場合は、すでに劣化・故障している可能性があります。

【浴槽換気扇の交換タイミングを示す5つのサイン】

  • ファンから異音がする
  • ファンが振動している
  • うまく換気されない
  • 換気扇の汚れがひどい
  • スイッチを入れても動かないことがある

ファンの異音や振動などの異常が発生するときは、ゴミやほこり、水あかの汚れ、湿気によるサビなどが原因かもしれません。まずは掃除をしてみて、それでも直らない場合は交換を考えましょう。

補修用性能部品の保有期間も確認

補修用性能部品の保有期間が過ぎている場合も、交換を検討してみましょう。性能部品とは、製品の機能を維持するために必要な部品のことです。

補修用性能部品の保有期間は家電の種類やメーカーによって異なります。換気扇の部品の保有期間は製品の製造が打ち切られてから6年間としているメーカーが多いようです。

保有期間を過ぎると、換気扇に何らかの異常が見られても修理できない可能性があります。

自宅の浴槽換気扇の種類はどっち?

浴槽換気扇の交換をする前に、ご自宅の換気扇のタイプを確認しましょう。家庭用の浴槽換気扇は、主に「シロッコファン(ダクト排出式)」と「プロペラファン(直接排出式)」の2種類があります。

取り外しはどちらの換気扇も同じであるものの、取り付けの工程は種類によって異なります。

シロッコファン(ダクト排出式)

シロッコファン(ダクト排出式)

シロッコファンは、天井に取り付けて専用のダクトから排出する仕組みの換気扇です。ユニットバスタイプの浴室や、高層住宅に使用されるケースが多くなっています。外の風からの影響を受けずに済むため、風量が安定します。

また、冬場の寒い浴室に入る不快感を軽減する「暖房機能」や、雨の日や湿気の多い日でも室内干しができる「衣類乾燥機能」、夏場に暑さでのぼせてしまうことを防ぐ「送風機能」など、多機能な換気扇の多くがシロッコファンのタイプです。

プロペラファン(直接排出式)

プロペラファン(直接排出式)

プロペラファンはその名のとおり、扇風機の羽根に似たプロペラ形状のファンです。昔ながらの「在来工法」と呼ばれる、壁や床がタイル張りの浴室に多く用いられます。

プロペラファンは屋外に面している壁に設置するため、外に向かって直接換気でき、掃除のしやすさと風量の大きさが魅力です。一方で外の風の影響を受けやすいデメリットもあります。

浴槽換気扇の交換には資格が必要!業者に依頼しよう

浴槽換気扇の交換をする際には、電気の配線やアース工事を行う場合があります。それらの工事には電気工事士の資格が必要なため、基本的には専門の業者に依頼しましょう。

プロペラファンの取り付けは壁に設置するだけなので、大規模な工事は不要です。シロッコファンを取り付けるときには天井への設置の他に、電気配線・ダクトの設置も行う必要があります。

シロッコファンの交換は必要な工程が多い分、費用もかさみがちです。時間にゆとりがあれば複数の業者から見積もりを取り、比較検討して決めましょう。

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浴槽換気扇の交換・取り換えにかかる費用には幅がある

浴槽換気扇の交換にかかる費用はかなり幅があります。中でも、以下のようなケースは、高額になる可能性があります。

  • サイズが異なる機種に変更する場合
  • 配線工事を必要とする場合
  • 電源やダクトも修理・交換する場合

どの程度工事をする必要があるのかは自分で判断しにくいものです。暖房機能や乾燥機能がついた換気扇を新たに設置したい場合、サイズに不安がある場合は、業者立ち合いのもと、見積もりを必ず依頼しましょう。

また、業者によって費用やサービスは異なるので、時間に余裕があれば複数社から見積もりを出してもらいましょう。

まとめ

浴槽の換気扇は故障して動かなくなるまで使い続ける方も多いかもしれません。しかし、カビや異臭が発生したり、不具合によって住まいに影響を与えたりすることもあるので、交換タイミングを見極めて早めに対処することが大切です。

浴槽を掃除する際などに、換気扇が正常に動いているか定期的に確認しましょう。ファンの異音や換気力の低下など、些細な不具合でも早めに点検することをおすすめします。

もしも換気扇を交換する必要がある場合は、基本的に業者に依頼するのが無難です。ただし、修理や交換費用が高額になる可能性もあるので、必ず見積もりを取るようにしましょう。

浴槽の換気扇の耐久年数は8~15年程度と意外と短いもの。快適な生活を送るためにも、交換のタイミングを逃さないようにしましょう。

クラシアンでは水まわりのトラブルだけでなく、換気扇の交換も承ります!もちろん有資格者が工事にお伺いし、工事作業費は16,500円(税込)~。ただし、天井のダクト工事が必要になる場合など、状況によって工事費用が変わりますので、まずはお見積もりをご提示させていだきます。お気軽にご相談ください。

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