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散水栓の移設方法と工事費用・DIYは条例違反?

散水栓の移設方法と工事費用・DIYは条例違反?

【クラシアン】新築時に設置されていた散水栓を、ガーデニングや洗車に便利な位置へ動かしたいというご要望は多くあります。地中に埋まった散水栓は、自力で移動させることができるのでしょうか?その方法と工事にかかる費用を解説します。

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散水栓をちょっと動かしたい……は自分でできる?

土に埋もれた散水栓

新築時に設置されていた散水栓を、ガーデニングや洗車に便利な位置へ動かしたいというご要望は多くあります。地中に埋まった散水栓は、自力で移動させることができるのでしょうか?その方法と工事にかかる費用を解説します。

散水栓を移動させる方法

給水管・排水管のDIYは条例違反です!

インターネット上では、給水管の設置や移設・増設を「DIYすれば安上がり!」という記事を見かけることがあります。

しかし、水道管を新たに設置する・改造する・修繕する工事は、水道局の指定給水装置工事事業者が行うよう、法律に基づく各地方自治体の条例で定められています。つまり、配管工事が伴う散水栓の移設は、クラシアンなどの水道局指定業者にご依頼いただく必要があり、DIYは違法行為となります。

散水栓を移動させる方法と費用

移動工事は、まず既存の散水栓ボックスを取り出し、給水管を希望の場所まで延伸してから新たに散水栓ボックスと蛇口を設置し接続するという手順。
散水栓ボックスがコンクリートに埋められている場合は、周囲のはつりと埋め戻しも発生します。

散水栓を移設する場合、作業費用のほかに給水管や継ぎ手の材料費がかかったり、既存設備の廃棄費用などが必要になったりすることも。
クラシアンでは、1m以内の給水管工事で4万円~が目安ですが作業範囲や内容によって金額が変わってきます。移動距離や周囲の状況、交換が必要な部品などによって金額は変わりますので、必ずお見積もりでご確認ください。

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立水栓(水栓柱)への交換も検討してみては

立水栓(水栓柱)設置工事

邪魔にならない場所にスペースが確保できるなら、移設のタイミングで立水栓(水栓柱)に切り替えるのもおすすめ。それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

散水栓のメリットとデメリット

地中に埋まっているので邪魔にならず、スペースを取らないことが最大のメリット。
しかしボックス内に土や水が溜まりやすい上、使用後にフタを閉めるので汚れた手を洗えません。頻繁にホースを使用する場合でも、つけっ放しにするとフタができなくなるため、毎回取り付け・取り外しをしなければならないのも不便です。

立水栓(水栓柱)のメリットとデメリット

かがまなくても良いので使いやすく、使用後に手を洗うことができます。ホースをつけっ放しにしておくことも可能で、2口の蛇口のものやシャワータイプの蛇口にすることも可能です。
ただし車や自転車をぶつけて破損させるケースが目立ち、設置場所については充分な検討が必要です。寒冷地では凍結対策も欠かせません。

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