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壁紙リフォームで失敗しない!トイレ・洗面所のカビを防いで掃除が楽になる壁紙も!

壁紙の張り替え

壁紙リフォームで失敗しない!トイレ・洗面所のカビを防いで掃除が楽になる壁紙も!

【クラシアン】壁紙クロスのリフォームを成功させるためのポイントをご紹介します。特にトイレや洗面所の壁紙クロスは、カビや汚れが気になりやすい場所。壁紙のリフォームを成功させて、気持ち良い空間にリフレッシュしましょう。

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壁紙クロスを張り替えリフォームする時のポイントは?

家の中で大きな面積を占める壁紙。汚れたり剥がれたりしているとみすぼらしく感じてしまいますよね。特に水回りの壁紙はカビが発生したり汚れが付着したりしがち。そこで今回は、壁紙クロスのリフォームを検討する際に知っておきたい基礎知識とポイントを、リフォーム失敗例とともにご紹介します。

壁紙リフォームをする前に知っておきたい壁(壁紙クロス)の素材・種類

壁の素材にはさまざまな材質や機能があります。居室に適したものやトイレや洗面所などの水回りに適した壁紙など、それぞれの特長・特性をご紹介します。
現在、日本国内で主に使用されている壁材は下記の種類で、それぞれにメリット・デメリットがあります。

  • 塩化ビニル樹脂やプラスチック系の「ビニールクロス壁紙」
  • 漆喰や珪藻土などの自然素材を取り入れた「左官壁」「塗り壁」
  • 和紙・洋紙などの「壁紙」や布でできた「布クロス(織物クロス)」

塩化ビニル樹脂やプラスチック系のビニールクロス壁紙

もっともポピュラーな壁材で、一般的にはビニールクロスのことを「壁紙」と呼んでいることが多いでしょう。
メリットは汚れ・水濡れや傷に強く、掃除がしやすい点。グレードによりますが、一般的にコストが安く済み、色やデザインの種類が豊富に揃います。デメリットはカビの発生に注意が必要な点。また、接着剤を使用するため化学物質過敏症の人は避けた方が良いでしょう。

漆喰や珪藻土などの塗り壁

健康志向・自然派志向の方や個性的な家づくりを希望する方に注目されているのが、漆喰や珪藻土を取り入れた壁。無垢材の床ともよく調和します。いずれも耐火性が高く、万が一燃えても有害物質を発生しにくいのは自然素材ならではです。

漆喰の壁

漆喰とは、上質な石灰にワラや海藻から採取した糊などを混ぜたもの。アルカリ性で殺菌効果が高く、カビや細菌を分解します。シックハウス症候群の原因物質とされる化学物質も吸着して無害化させ、調湿効果や消臭効果もあります。
デメリットとしてはヒビが入る場合があること。日常の掃除は水拭き掃除ではなくハタキでホコリを落としますが、汚れが付着した場合も酸性洗剤を使用しての掃除は絶対にNG。メラミンスポンジやサンドペーパーで削り落とします。

珪藻土の壁

珪藻土とは、海や湖に生息している藻類の遺骸が堆積してできた土のようなもの。断熱性能や耐火性が高く、昔から七輪や耐火レンガに使われてきました。調湿効果は漆喰よりも高く、微細孔がニオイを吸着するため消臭効果があります。
ただし珪藻土そのものには固まる性質がなく、合成樹脂や石灰などを混ぜて使用します。ボロボロと落ちてくることがあり、掃除が大変で水拭きすると汚れを吸い込みます。

和紙・洋紙の壁紙や布クロス・織クロス

「壁紙」や「クロス(布)」という言葉は、本来は紙製の「壁紙」や布製の壁紙である「クロス」を指していたと思われます。現在はリーズナブルで施工が手軽なビニールクロスが主流ですが、自然素材として再度注目を集めているのが紙製の壁紙や布クロス・織クロス。ぬくもりと高級感があるため、現在もホテルや応接間などで使用されています。

和紙・洋紙の壁紙

通気性が高く音を吸収します。上品な印象に仕上がるため、寝室や客間、床の間の壁などに向いています。一方で施工が難しいため業者選びを慎重にする必要があり、施工費用も高額になりがち。擦れに弱く、撥水加工が施されていない場合は汚れが付着すると落ちなくなってしまいます。

布クロス・織クロス

厚手で重厚感があり、断熱効果や遮音効果が期待できます。通気性に優れ調湿性もあり、結露やカビが発生しにくいというメリットも。丈夫ですが汚れを落としにくく、防火認定を受けている製品も少ないためキッチンには不向き。施工が難しい上に取扱業者が少ないので、リフォームの際には業者探しに苦労するかもしれません。

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ビニールクロス壁紙の機能性

ここからは国内でもっとも多く使用されているビニールクロス壁紙の特徴的な機能をご紹介します。リフォームの際に参考にしてください。

トイレにおすすめの機能

ニオイの原因を吸収・分解してくれる消臭機能や抗菌機能のある壁紙があります。また、表面がラミネートコーティングされた壁紙なら、汚れが付着しても水拭きで簡単に掃除ができます。

洗面所におすすめの機能

水濡れや湿気が気になる洗面所には、防カビ機能や湿気を吸収・放出する機能を備えた壁紙が良いでしょう。汚れや石けんを含んだ水がはねてもすぐに拭き取れるよう、トイレ同様にラミネートコーティングされている壁紙もおすすめです。

ウイルスが気になる方におすすめの機能

表面に抗ウイルス剤のコーティングが施された壁紙があります。トイレや洗面所、キッチンなどの水回りのほか、家族が集まるリビングや子ども部屋にもおすすめ。新しい生活様式に合わせてリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

小さな子どもがいるご家庭におすすめの機能

気をつけていても汚れてしまいがちなので、ぜひ汚れ防止機能がある壁紙を取り入れたいもの。逆転の発想で、落書きできる壁紙にリフォームするという方法もあります。チョークで落書きできる黒板壁紙や、ホワイトボード用のペンで落書きできるホワイトボードシート壁紙に一部だけでも張り替えてみるのはいかがでしょうか。子ども部屋の壁は蓄光して暗い部屋で光る壁紙にリフォームすると、就寝時に電気を消すのが楽しみになるかもしれません。

ペットがいるご家庭におすすめの機能

室内で犬や猫などのペットを飼っている方に人気なのが、傷に強い壁紙と消臭効果のある壁紙です。ペットが届く高さの壁は傷に強い壁紙を、天井などの届かない位置には消臭効果のある壁紙にリフォームするのがおすすめです。

見積もり比較時の注意

ホームページで一律料金を表示している業者がありますが、その際は「単位」をよく確認してください。例えば「6帖一律○円」という表示の場合、天井の高さに応じて価格が変化する可能性が考えられます。また、壁紙リフォーム費用のみで天井の分は別途料金になっているかもしれません。

最近は多彩なDIY用の壁紙がインターネットで販売されているため、自分でリフォームしようと考える方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、販売されている壁紙の幅をよく確認しましょう。壁紙の幅により、実際に施工できる面積が変化します。

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失敗例から学ぶ、壁紙張り替えリフォームのポイント

壁紙のリフォームを成功させるために、起こりがちな失敗事例からポイントをチェックしましょう。

無難すぎる壁紙を選んでリフォーム失敗!

リフォームする壁紙を選ぶ際、張り替え前の色やデザインと代わり映えしないものを選びがち。「長年使うから飽きないように」と地味なデザインを選ぶ方が多いですが、リフォーム後に「せっかく張り替えたのに何も変わっていない印象」と後悔している方もいらっしゃいます。

壁全面を色・柄にすることには抵抗があっても、せっかくの壁紙リフォームなので今までと違う雰囲気を楽しんでみるのもおすすめ。壁一面のみや腰の高さまでなど、部分的にアクセントとなる色や柄の壁紙を取り入れると、うるさい印象になりにくいので検討してみてください。

色・柄のある壁紙の選び方で失敗!

壁紙の小さなサンプルで部屋全体の仕上がりイメージを思い描くのは意外と難しいもの。大柄の壁紙や色の濃い壁紙にリフォームしたら部屋が狭く感じるようになった、小さな柄の壁紙にリフォームしたらごちゃごちゃした印象になった、という意見があります。

洗面所のように小物が多い場所に小さな柄を取り入れると、視界がガチャガチャして落ち着かなくなりがち。柄を取り入れる場合は、トリムボーダーでアクセント的に使用してみてはいかがでしょう。
トイレのような狭い空間では、濃色の壁紙や大柄の壁紙は圧迫感が出て、空間をさらに狭く感じさせます。リフォームで取り入れたい場合は1面の壁紙だけにするなど工夫すると良いでしょう。

トイレの壁紙・床のリフォーム・張り替え・交換ならクラシアン

家具・家電を移動しないで失敗!

キッチンの食器棚や冷蔵庫は移動が大変ですし、エアコンの取り外しには費用が発生します。しかし壁紙リフォームで、大きな家具・家電を移動させる手間を惜しんで後悔するケースは多く発生しています。

故障などで家電の買い替えが発生した場合は、一般的に同じグレードの最新モデルは小型化していると考えられます。壁紙を張り替える際にエアコンを取り外さずにリフォームすると、直後にエアコンが壊れて交換となった場合、新しいエアコンの周囲に古い壁紙がぐるりと露出してしまうのです。壁に付けていた家具・家電を移動させたら痕が残ってしまった、ということもあるので、壁紙リフォームと家具・家電の買い替えタイミングは併せて検討すると良いでしょう。

リフォームした壁紙以外が目立って失敗!

すべてが新しい新築住宅と違って、リフォームでは新しくする壁紙と古いままの部分が混在する状態になります。リフォームした壁紙との対比で、古い建具や照明器具、掃除では落ちないスイッチプレートの汚れや使用感が気になりがち。特に真っ白い壁紙を選ぶと、壁以外の汚れが目立ってしまいます。また、天井をリフォームせずに壁のみを張り替えると、天井が暗く感じてしまうでしょう。

リフォーム用の壁紙を選ぶ際は、真っ白なものよりベージュのように少し落ち着いた色味を選ぶ方が周囲と馴染みます。また、近いうちに建具をリフォームしたりスイッチプレートを交換したりする可能性がある場合は、同時施工を検討するのも良いでしょう。

壁紙リフォームで失敗しないためのポイント

  • 水回りやリビングなど、それぞれの場所に合った素材・機能を選ぶ
  • 見積もりを比較する際は単位に注意する
  • 色・柄の取り入れ方に気を付ける
  • 家具・家電の移動や買い替え時期を慎重に検討する
  • 古い建具などとの調和や同時リフォームを検討する

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