【防災の日】断水復旧後の通水と安全確認のポイント
2026年9月2日
水を流す順番が重要!断水が復旧したら安全に使用を再開する5つのポイント
このたびの令和8年熊本地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。被災地域の一日も早い復旧・復興を、心よりお祈り申し上げます。
9月1日の「防災の日」にあわせ、災害による断水が復旧した後に、水まわり設備を安全に使い始めるためのポイントをまとめました。
特に注意したいのは、水を出す順番です。断水が復旧しても、すぐにトイレや給湯器のお湯、洗濯機を使うのは避けましょう。まずは、水の状態や給排水設備、電気設備に異常がないことを確認してから使用を再開することが大切です。
クラシアンでは、熊本地震をはじめとする被災地での給排水設備の修繕、水まわり環境の復旧等の活動を通じて得た知見を踏まえ、断水復旧後に安全に通水し、トラブルなく水まわり設備を使い始めるための5つのポイントを「防災の日」にあわせて紹介します。
クラシアンが推奨する5つのポイント(断水復旧後)
1.まず周囲と設備の安全を確認する
2.元栓はゆっくり開ける
3.まず屋外で水を流す
ゴボゴボと空気が混じる音がしなくなり、水の勢いが安定するまで流す。
4.次に屋内で「水だけ」を流す
蛇口を水だけが出る位置にして、水の勢いが安定するまで流す。
濁り・異物・異臭がないか確認する。
この段階では、まだお湯を出さない(給湯器を使用しない)
5.きれいな水を確認してから機器を使用する
トイレ・洗濯機・給湯器などの使用を再開し、あわせて漏水がないか確認する
※詳細な手順は「断水復旧後の通水と安全確認のポイント」をご参照ください。
断水復旧後の通水と安全確認のポイント
| 断水中・避難前 |
◆外出や避難をする際は、可能であれば水道メーター付近にある元栓を閉める ◆元栓を閉められない場合は、家中の蛇口が閉まっていることを確認する ◆自治体から給排水制限等の案内が出ている場合は内容に従う |
|---|---|
| 復旧後に使用を再開するとき |
◆家中の蛇口が閉まっていることを確認してから元栓をゆっくり開ける ◆通水直後はサビや砂、泥などが混入している場合があるため、まず屋外の散水栓や単水栓から放水する ◆濁りや赤水、砂や泥などの異物、異臭がなくなり、ゴボゴボという音がしなくなって水の勢いが安定するまで流す 水が飛び散るおそれがあるためタオル等で保護すると安心です。 ◆屋内で確認する場合は、洗面所やキッチンの蛇口を水だけが出る位置にして、濁り・異物・異臭がないか確認する。この段階では、まだお湯を出さない(給湯器を使用しない) |
| トイレや給湯器、洗濯機などを使用する前に |
◆水が透明になり、異物や異臭がないことを確認する ◆問題がなければトイレ、洗濯機、給湯器の順に使用を再開する ◆濁った水を給湯器や洗濯機に通さない |
| 漏水がないか確認する |
◆敷地内の水道管や蛇口、水まわり機器から水漏れがないか確認する ◆すべての蛇口と機器を止めた状態で水道メーターを確認する ◆水を使用していないのにパイロットが回り続けている場合は漏水の可能性がある ◆床や壁、雨が降っていないのに地面が濡れていないかに注意 |
| 飲用を再開する前 |
◆水が透明に見えても、直ちに飲用できるとは限らない ◆自治体や水道局の情報を確認する ◆濁りや異臭がある場合は飲用しない ◆不安がある場合は飲用を控える |
| 修理業者へ相談する目安 |
◆濁りや異臭が解消しない ◆水圧や水量が戻らない ◆屋内外で漏水が見られる ◆水を使用していないのにメーターが回り続ける ◆給湯器にエラー表示が出る ◆お湯が出ない、給湯器の動作がおかしい ◆井戸ポンプが停止しない、異音がする |