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【完全版】お風呂の排水口の掃除方法!浴槽・洗い場の掃除方法も解説

浴槽の掃除

【完全版】お風呂の排水口の掃除方法!浴槽・洗い場の掃除方法も解説

【クラシアン】お風呂の排水口掃除を負担に感じる方も多いのでは。さまざまな汚れが混在するお風呂は、やり方を間違えるとなかなかキレイにならずストレスになってしまいます。排水口や浴槽などの汚れの性質に合わせて、掃除を楽にするポイントをご紹介します。

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お風呂の浴槽・洗い場・排水口の掃除テクニック

お風呂は掃除を怠ると、あっという間にカビやガンコ汚れが広がってしまう場所。とはいえ水濡れや姿勢のつらさもあり、毎日念入りに掃除をするのは大変ですよね。しかも、掃除をしてもなかなか汚れが落ちない……と感じることはありませんか?
実はお風呂の中にはさまざまな汚れが混在しています。そのため、エリアごとに正しい方法で掃除しなければ、なかなかキレイにならないのです。そこで、お風呂の「浴槽」「洗い場」「排水口」というエリアごとにお風呂掃除のポイントをご紹介します。

お風呂の汚れの性質を知る

お風の汚れの主な原因は、下記の7つです。

  • 石けん
  • 水垢
  • 皮脂や垢
  • シャンプー
  • ピンクぬめり
  • 黒カビ
  • 髪の毛

これらの汚れはそれぞれ性質が異なり、有効な掃除方法も異なります。それを理解していないと、効率的・効果的にキレイにすることができません。

具体的にお風呂の汚れと落とし方を分類すると、下記のようになります。酸性・アルカリ性の汚れは、反対の効果を持つ洗剤などを使用すると、中和されて掃除しやすくなるのです。

  • 石けん/アルカリ性→酸性で落とす
  • 水垢/アルカリ性→酸性で落とす
  • 皮脂や垢/酸性→アルカリ性で落とす
  • シャンプー/酸性→アルカリ性で落とす
  • ピンクぬめり/菌→除菌する
  • 黒カビ/菌→除菌する
  • 髪の毛/固形物→取り除く

※洗浄力の高い石けんやボディソープはアルカリ性、肌に優しいシャンプーやボディソープは中性から弱酸性のものが多いようです。

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お風呂の排水口の掃除方法

日頃のお掃除

すべての汚れが流れ着く排水口。酸性の皮脂や髪の毛、アルカリ性の石けんや水垢、ヘドロ状の汚れなど、さまざまな性質の汚れが混在しています。できれば触りたくないと思う場所ですが、汚れがたまると掃除が大変になるだけでなく、排水管のつまりトラブルを引き起こすこともしばしば。

排水口は、お風呂を使用するたびに少しずつでも掃除するのがおすすめです。ガンコな汚れになる前に、できるだけこまめに掃除用スポンジやブラシに浴室用中性洗剤をつけて、排水口とヘアキャッチャーを洗うようにしましょう。
こまめな掃除が難しい場合は、ヘアキャッチャーの髪の毛を毎日取り除いておくだけでも違いが。毎日できなければ「燃えるゴミを捨てる日に一緒に捨てる」と決めてやってみてください。

排水口の流れが悪い時のお掃除

排水口がつまりを起こして流れが悪い時は、排水トラップを分解して掃除します。ここでは、ユニットバスの排水トラップとして一般的な「ボトルトラップタイプ」の掃除方法をご紹介します。

排水口カバーとヘアキャッチャーを外すと、その下に見えるのが排水トラップの「封水筒」というパーツ。封水筒は反時計回りに回転させて外すことができます。水がたまっている排水トラップ部分に髪の毛やヘドロ汚れなどがあれば取り除き、ゴミとして処分。封水筒は浴室用中性洗剤とスポンジで掃除します。各パーツを戻して水を流し、排水トラップに水をためておきます。

掃除をしても排水の流れの悪さが解消しない場合は、排水トラップの奥でつまりや何らかのトラブルが起きている可能性が考えられます。早めにクラシアンにご相談ください。

お風呂・浴槽の排水口つまり・水漏れ修理交換のサービスと料金 | クラシアン

お風呂の排水口つまりで流れが悪い?原因と解決方法

浴槽の掃除方法

浴槽の掃除

日頃のお掃除

浴槽内に付着する汚れは、基本的にはアルカリ性の水垢。ただし水面の高さにあたる部分には、酸性の皮脂・垢汚れが付着しています。2つの性質が混在している浴槽の汚れには、浴室用中性洗剤がおすすめです。

ピンクぬめりのお掃除

もし浴槽と壁の際などにピンクぬめりが発生していたら要注意です。ピンクぬめりの正体は、ロドトルラという酵母菌。石けんカスや皮脂をエサに繁殖していきます。ロドトルラは繁殖力が強いため、しばらく掃除をしないでいるとあっという間に増殖。その場所はそのまま黒カビが発生やすい場所なので、ピンクぬめりの段階で掃除をしておかないと、やがて黒カビが発生してしまうでしょう。お風呂でピンクぬめりを見つけたら、お風呂全体のコーキング部分や壁際などを、塩素系カビ取り洗剤で除菌掃除しましょう。

洗い場の掃除方法

日頃のお掃除

お風呂の洗い場の主な汚れは、皮脂・垢やシャンプーなどの酸性。汚れが付着したまま放置しておくと、ピンクぬめりや黒カビのエサとなります。毎日の使用後に熱いお湯で洗い場を洗い流し、その後冷たい水で冷やしてから水切りワイパーで水分を除去しておけば、汚れが広がるスピードは断然抑えられます。
そこまでの手間はかけられない……という方は、水切りワイパーだけでも試してみてください。

洗い場を掃除する際はアルカリ性の浴室用洗剤を使用して掃除し、浴槽同様にロドトルラが広がらないように気をつけます。

黒カビのお掃除

タイルの目地やコーキング、パッキンなどに黒カビが発生してしまった場合は、塩素系カビ取り洗剤を浸透させて除菌します。壁面に使用する場合は流れ落ちてしまうので、キッチンペーパーを使って湿布するのが有効。カビ取り洗剤をスプレーした箇所にキッチンペーパーを貼り付け、その上からさらにカビ取り剤をスプレーします。20〜30分放置したらブラシでこすり洗いします。

重曹はお風呂掃除に効果がある?

さまざまな使用方法が紹介されている重曹。水に溶けにくい性質やクレンザーのように研磨する効果があるため、お風呂掃除に使用する際は注意が必要です。特別なこだわりがある場合を除き、重曹よりも汚れの性質に合わせたお風呂用洗剤を使い分ける方が効果的に掃除ができそうです。

お風呂の排水口掃除方法・まとめ

  • 酸性・アルカリ性・菌など、汚れの性質に合わせた掃除をする
  • 排水口にはさまざまな性質の汚れが混在している
  • お風呂を使用するたびにこまめに掃除するのが効果的
  • 排水経路の流れが悪い時は排水トラップを分解して掃除する

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「排水口」と「排水溝」の違いとは?

「排水口」と「排水溝」を混同し、誤用しているweb記事が多く見受けられます。「排水口」の意味は、排水が流れ込んでいく排水パイプの入り口。一方「排水溝」は、屋外に設置された溝型の排水経路です。金属製の格子状の蓋などで塞がれていることが多く、いわゆる「ドブ」と呼ばれているものが「排水溝」です。

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