目次

1. 1. 給湯器を交換すべきタイミングはいつ？
2. 2. 給湯器の交換費用はいくら？
3. 3. 給湯器の交換・取り付け業者はどこに頼む？
4. 4. 給湯器を選ぶポイントは？
5. 5. お客様の声
6. 6. まとめ

給湯器は経年劣化するため、使っていると不具合が出る可能性があります。お湯を使えなくなるのは不便を強いられるため、なるべく早く復旧させたいものです。

この記事では、給湯器を交換すべきタイミングや交換費用の目安、交換を依頼する業者の選び方などを解説します。

給湯器を交換すべきタイミングはいつ？

給湯器の交換は、機器が寿命を迎えて頻繁に故障・不具合が起きている場合や、機器の寿命が近づいている場合に行うのが一般的です。

給湯器の寿命は使い方などによっても異なりますが、耐用年数はおよそ10年です。突然、給湯器が完全に壊れてお湯が出なくなった場合、修理・交換が終わるまで不便な生活を送ることになります。そのため、耐用年数が近づいた時点で修理・交換を検討しましょう。

不具合が出た時は、メンテナンスの意味でも業者に見てもらうことが大切です。また、給湯器のリモコンにエラーメッセージが出てしまった時も、エラー内容によっては、修理・交換を考えるタイミングになります。

修理か交換か見極めるポイント

もし不具合が発生したら、給湯器の保証期間内であれば、メーカーなどに連絡して点検や無償修理をしてもらうと良いでしょう。保証期間は、給湯器の保証書に記載されています。保証期間を過ぎていたら、有償で修理か交換が必要です。

ただし、使用開始から10年を過ぎていると、修理をしてもまた別の場所で不具合を起こす可能性があります。また、メーカーに修理用部品の在庫がないこともあり、修理をしたくてもできない可能性もあります。

そのため、耐用年数を過ぎていたら、交換になる可能性が高くなります。修理にするか交換にするかは、業者に給湯器を確認してもらい、どのような状態なのか、また修理と交換のどちらのほうが良いか相談しましょう。

給湯器の交換費用はいくら？

給湯器の交換に伴うガス管・水道管の接続工事は有資格者でなければ行えません。無資格工事は違法であり、危険が伴うため、プロに任せる必要があります。

そのため、給湯器の交換費用には、一般的に「給湯器の本体費用」と「工事費」が含まれます。業者によっては、この他に「出張費」「既存給湯器の廃棄費用」などを求めるケースもあります。

給湯器の値段は、家族の人数や性能などによっても異なりますが、20号（目安は2〜3人暮らし）の場合、定価15万〜50万円程度が目安となります。

また、給湯器の交換費用は、住まいや給湯器のタイプによって変動する場合もあります。以下では、戸建ての場合とマンションの場合に分けて、給湯器の交換費用の目安を詳しく解説します。

【戸建ての場合】給湯器の交換費用の目安

戸建ての給湯器は主に壁掛けタイプと据置タイプ、浴室隣接タイプの3つの設置タイプがあり、給湯器の設置タイプによって交換費用が変わります。各設置タイプの交換費用の目安は以下の通りです。

給湯器の設置タイプ	交換費用の目安
壁掛けタイプ	約7万7,000円～33万円
据置タイプ	約10万5,000円～33万4,000円
浴室隣接タイプ	約20万2,000円～24万5,000円

なお、給湯器は、建築基準法や消防法などの各種法律によって設置基準が設けられています。給湯器を交換する場合、法律に抵触しない設置が可能かどうかを確認しておきましょう。

【マンションの場合】給湯器の交換費用の目安

マンションに設置する給湯器には、PS（パイプスペース）設置タイプとベランダ壁掛け設置タイプの2つのタイプがあります。

さらに機能に応じて、追いだきができない「給湯専用」、追いだきができる「ふろ給湯器」、追いだき＆床暖房機能などを搭載した「給湯暖房熱源機」の3タイプに分かれ、タイプごとに交換費用が変わります。給湯器のタイプごとの交換費用の目安は以下の通りです。

給湯器のタイプ	交換費用の目安
給湯専用	8万2,000円～10万円
ふろ給湯器	15万円～23万円
給湯暖房熱源機	26万6,000円～29万2,000円

また、マンションの場合は、分譲と賃貸で給湯器の交換費用を誰が負担するのかが変わります。分譲の場合、給湯器の交換費用は居住者が支払いますが、賃貸の場合は原則として貸主（大家）が交換費用を負担します。

ただし、賃貸のマンションに住んでいたとしても、居住者の過失で給湯器が壊れた場合、給湯器の交換費用は居住者が負担しなければいけないケースもあります。給湯器の交換を業者に依頼する前に、貸主へ給湯器が壊れた旨を連絡しましょう。

給湯器の交換・取り付け業者はどこに頼む？

給湯器を交換する場合には、業者への依頼が必要です。しかし、依頼できる業者は数が多く、選ぶ際に迷ってしまうこともあるでしょう。以下では、給湯器の交換を依頼する業者選びのポイントを紹介します。

対応スピード

お湯が出ない生活は不便なため、なるべく早く対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。その日のうちに取り付け工事を対応してくれる業者もあります。

価格

業者によっては、給湯器メーカーと直接取引をすることで、低価格で給湯器を購入できるところがあります。また、工事費などその他の費用についても、無料または安く請け負う業者もいます。

しかし、価格の安さだけで選ぶと対応に満足できない可能性もあります。実績や口コミの良さなども確認し、確かな業者を選ぶようにしましょう。

担当者が有資格者

先述したように、給湯器の交換は有資格者が行う必要があります。そのため、いくら安くても実際に取り付けてくれる担当者が有資格者でなければ意味がありません。

取扱メーカーと在庫数

取扱メーカーが少ないと満足できる給湯器を選ぶことができません。また、在庫数が少ない場合、すぐに取り付けてもらえるかどうか不安が残ります。現在の環境や希望に合った給湯器に交換するためにも、取扱メーカーや在庫数が豊富な業者を選びましょう。

対応地域

給湯器の交換工事の対応地域は業者によって様々です。全国対応している業者もいれば、対応地域をいくつかの地域に絞っている業者も存在します。給湯器の交換を依頼する際は、自宅の場所に対応しているかどうかを事前に確認しましょう。

実績

安い・早いだけでなく、これまでの実績や万が一のトラブルに対してすぐに対応してくれる業者を選ぶことも重要です。業者選びの際はホームページなどで取り付け実績を確認し、アフターサービスについても細かくチェックしておきましょう。

業者選びに迷うようであれば、給湯器取り付けの実績のあるクラシアンへの依頼をご検討ください。

→クラシアンの「給湯器販売・取り付け」サイトで詳しく見る

給湯器を選ぶポイントは？

ここまで、業者を選ぶポイントを確認しました。では、実際に給湯器を選んでみましょう。

浴槽の穴を確認する

まず、お風呂の浴槽がひとつ穴タイプか、ふたつ穴タイプかを確認する必要があります。

ひとつ穴タイプは、給湯器本体に追いだき用の循環ポンプがあり、湯はりから追いだき、保温などが自動でできるタイプです。浴槽のお湯の温度にムラが出づらい特徴があります。また、稀に高温差し湯型があります。リモコン側で「追いだき」ボタンか「高温差し湯」ボタンかで判断できます。

ふたつ穴タイプは、現行機種では循環ポンプを内蔵している機種が大部分を占めるものの、中には温度差を利用した水の流れでゆっくり水を循環させるため、浴槽の温度にムラが出やすく、冬場はお湯が冷めるのが早いものもあります。

また、穴がないタイプの浴槽は追いだき機能がついていないため、蛇口から給湯する必要があります。

設置場所を確認する

次に、現在の給湯器がある屋外に行って、設置場所を確認しましょう。一戸建ての場合、お風呂場や台所付近などの外壁やコンクリートベース上、マンションの場合はベランダの外壁やパイプスペース（玄関脇の扉の中など）にあります。

壁掛けタイプはスペースの有効活用がしやすいため、多くの家庭で使われています。お風呂の浴槽がひとつ穴であれば、壁掛けタイプを取り付けることができます。

据置タイプは、お風呂の浴槽がひとつ穴でもふたつ穴でも取り付けることができます（※ふたつ穴は選定できる機種に制限あり）。

パイプスペースタイプは、マンションなどで使用されている給湯器です。お風呂の浴槽がひとつ穴であれば取り付けることができます。ただし、パイプスペースにあった機種選定と、機種変更による取り付け金枠の選定が必要です。また、排気口の形状による制限もあります。

号数を確認する

設置場所とともに、給湯器の「号数」も確認します。号数とは、水道水を加熱して1分間で水温＋25度のお湯をどれだけつくれるかという能力のことです。

16号であれば16リットル、20号なら20リットル、24号なら24リットルのお湯を1分間につくれます。基本的には、号数が大きくなるほど浴槽にお湯を張る時間が短くなるため、お湯をたっぷり使えます。

現在の給湯器の号数は、給湯器に貼ってあるシールに記載されています。

現在の湯量に不満がない場合は同じ号数を選ぶと良いでしょう。

給湯器にこのようなシールを見つけたら、型式を確認しましょう。号数はこの型式の数字の頭部分です。

家族の人数が増えた、またはキッチンでお湯を使うとシャワーが弱くなるなど、現在の湯量に不都合な点があれば、現在より大きい号数の給湯器を取り付けて、湯量を増やすことも検討しましょう。

ただし、湯の排出には水道の水圧や配管径も関係するため、湯量を増やしたい場合には、まず業者と相談してから号数を決めると良いでしょう。一般的には、号数が大きくなるほど給湯器の値段も上がります。

機能を確認する

給湯器は給湯のみかオート機能がついているかによっても値段が変わってきます。

• 給湯専用タイプ（追いだき機能がない）
• オートタイプ（自動で湯はりや追いだきができる）
• 湯量が下がると自動でたし湯までできる（フルオートタイプ）

お風呂の浴槽に穴がない給湯専用タイプの場合、給湯器を交換しても給湯専用タイプしか設置できないことに注意が必要です。

なお、その他にも省エネ性能に優れているなど、給湯器によっては様々な機能がついています。値段と機能のバランスを見ながら、快適に使える給湯器を選びましょう。

お客様の声

給湯器の交換など水まわりのサポートを行っているクラシアンは、実際にサービスをご利用いただいたお客様から様々なお声をいただいております。以下では、給湯器交換のご依頼をいただいたお客様から寄せられたお声を一部紹介します。

VOICE①：寒い季節に小さな子どものいる家庭は大変助かりました

今回、給湯器という事で即見積り、即取付対応していただけたことがありがたかったです。寒い季節に小さな子どものいる家庭は大変助かりました。

VOICE②：サービススタッフの方はわかりやすい説明で、とても良い対応でした

はじめて利用した時はどんな人が来て作業するのか心配でしたが、サービススタッフの方はわかりやすい説明でとても良い対応でした。洗濯機の蛇口交換をお願いしたのですが、追加でキッチンの蛇口交換もお願いしたいくらいです。

今回給湯器もこわれそうなので、クラシアンにしようと依頼しました。良かったです。また何かあったらお願いします。

まとめ

給湯器に不具合が出たら、業者に依頼して修理、または交換をしてもらう必要があります。修理や交換は危険を伴う作業ですので、実績のある業者に依頼しましょう。

クラシアンでは、所定の技術講習などに繰り返し参加した有資格者がしっかりと安全に取り付けいたします。対応も非常にスピーディー（最短で即日使用可能）なので、給湯器が完全に故障してしまい緊急工事が必要な場合や、当日中に給湯器を交換してほしい場合にも、ぜひお問い合わせください。

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