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立水栓とは?種類や選び方、設置方法を徹底解説!

立水栓とは?種類や選び方、設置方法を徹底解説!

【クラシアン】立水栓(りっすいせん)とは、外構に設置する柱状の水道設備です。地面から立ち上がった形状が特徴で、日常生活の様々な場面で役立ちます。この記事では、立水栓の基本から種類、選び方、設置方法まで詳しく解説します。

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立水栓は、外構に設置する柱状の水道設備で、ガーデニングや洗車、掃除、ペットの足洗いなど屋外での水の使用を快適にする便利なアイテムです。

この記事では、立水栓の基本から種類、選び方、設置方法までわかりやすく解説します。あなたの生活スタイルに合った理想の立水栓を見つけて、より快適な生活環境をつくりましょう。

立水栓とは?

立水栓(りっすいせん)とは、外構に設置する柱状の水道設備です。地面から立ち上がった形状が特徴で、植物への水やり・洗車・外壁の掃除・ペットの足洗いなど、日常生活の様々な場面で活躍します。

デザイン性の高い製品も多く、外構のアクセントにもなります。屋外での水の使用頻度や用途に合わせて、使いやすい立水栓を選ぶことが大切です。

立水栓と散水栓の違い

立水栓は、屋外用の水栓です。地面から垂直に伸びているため使いやすく、腰をかがめずに操作できる点が特徴です。

一方散水栓は、立水栓と同じく屋外用の水栓ですが、地面に埋め込まれている点が大きな違いです。ガーデニングや植物への水やりを主な目的としており、使わない時はフタをして隠すことができます。

散水栓は設置面積が小さく済むメリットがありますが、使用のたびに腰をかがめなくてはならないため、頻繁に使用する場合は不便さを感じるかもしれません。

この記事では、より汎用性の高い立水栓の種類や選び方、設置方法を詳しく解説していきます。

立水栓の4つの種類

立水栓は大きく4つに分類されます。

  • シンプルタイプ
  • デザインタイプ
  • 機能性タイプ
  • 自動水栓タイプ

種類ごとにメリットがあるため、それぞれの違いを理解した上で自分にぴったりの立水栓を選びましょう。

シンプルタイプ

シンプルタイプは、基本的な機能に特化した立水栓です。複雑な機能がなく、他のタイプよりも簡単に設置できます。また、価格も比較的手頃で、経済性を重視する方にも向いています。

デザイン性よりも実用性を重視したいという方や、庭のデザインにこだわりがない方、コストを抑えて立水栓を設置したい方におすすめのタイプです。

デザインタイプ

デザインタイプは、モダンなデザインやクラシックなデザインなど、見た目にこだわった立水栓です。庭の景観や外構の雰囲気に合わせて選べるよう、様々なスタイルが展開されています。

単なる水道設備ではなく、庭のアクセントや装飾にもなるため、外構のデザイン性を大切にしたい方や、庭全体の統一感にこだわりたい方におすすめです。

機能性タイプ

機能性タイプは、基本的な水の出し入れ機能に加えて、給水ホースの収納機能や水温調整機能などが備わった多機能な立水栓です。使い勝手が良く、幅広い用途に対応できるため、頻繁に立水栓を使用する方や長期間快適に使い続けたい方に適しています。

ガーデニングや洗車など、屋外での水の使用頻度が高い方におすすめのタイプです。

自動水栓タイプ

自動水栓タイプは、センサーで人の手や物の動きを感知して自動的に水が出るタイプの水栓です。蛇口に触れる必要がないため衛生的で、手が汚れている時や両手がふさがっている時でも簡単に水を使用できます。

清潔さを重視する方や、小さなお子さまやお年寄りがいるご家庭、料理や園芸作業で手が汚れることが多い方におすすめです。

立水栓の選び方

立水栓選びは、自分のライフスタイル・使用目的・設置場所・デザイン性・耐久性・予算など、様々な観点から考慮することが大切です。以下では、立水栓を選ぶ際の重要なポイントを詳しく解説します。

ライフスタイルに合わせて選ぶ

立水栓選びでもっとも重要なポイントは、自分のライフスタイルや使用目的に合わせることです。

ガーデニングが趣味の方なら、植物の水やりに適した水流量を細かく調整できるタイプがおすすめです。洗車に使うことが多い場合は、水圧が高く水量が安定したものが良いでしょう。ペットの足を洗うなら、高さが低めでシャワータイプの蛇口がついたモデルが役立ちます。

また、使用頻度の高い場所に設置することも大切です。水を使いたい場所から遠いと、毎回ホースを引っ張る手間がかかってしまいます。自分の生活スタイルを振り返り、どこで、どのように水を使うかをイメージしてから選びましょう。

設置場所とデザインで選ぶ

立水栓は単なる水道設備ではなく、外構のアクセントになる要素です。設置場所や庭全体のデザインコンセプトに調和したものを選ぶことで、空間の魅力が高まります。

和風の庭には陶器製で和風のデザイン、モダンな外観にはステンレス製のスタイリッシュなデザインなど、庭の景観や外構の雰囲気に合わせて選ぶことがポイントです。色や素材も印象を左右する重要な要素なので、外壁や周囲の植栽とのバランスも考慮しましょう。

また、建物の正面に設置する場合は、特に見た目を重視し建物全体の印象を損なわないデザインを選ぶのがおすすめです。

耐久性とメンテナンスで選ぶ

立水栓は屋外に設置するため、耐久性も重要です。四季を通じて雨や風、紫外線にさらされるので、耐候性・耐錆性の高い素材を選ぶと良いです。

ステンレス製のものは錆びにくく耐久性に優れているため、メンテナンスの手間が少なくて済むのがメリットです。一方、木製のものは温かみのある見た目が魅力ですが、定期的に防腐処理を施す必要があります。

また、メンテナンスのしやすさも重視しましょう。パーツ交換が容易なものや、汚れが付きにくい表面加工がされた製品を選ぶと、より快適に使用できます。寒冷地では凍結防止機能付きの製品を選ぶなど、設置環境に合わせた機能性を考慮することも大切です。

予算とコストパフォーマンスで選ぶ

立水栓の価格帯は幅広く、シンプルなものであれば1万円台から購入できますが、デザイン性や機能性の高い高級モデルになると10万円以上するものもあります。

予算から選ぶ際は、立水栓本体の価格だけでなく、水受けのパンや蛇口の価格や設置工事費がかかる点も考慮しましょう。自分にとって本当に必要な機能やデザインを明確にし、それに合った製品を選ぶことがコストパフォーマンスを高めるポイントです。

また、初期費用はかかるかもしれませんが、耐久性の高い製品を選ぶことで、長期的に見れば修理や交換の費用を抑えることにつながります。

立水栓のメリットとデメリット

立水栓には多くのメリットがある一方で、デメリットもいくつか存在します。以下では、立水栓を設置する際に知っておきたいメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット

立水栓の最大のメリットは、使いやすさです。立ったまま蛇口をひねるだけで水が使えるため、散水栓のように腰をかがめる必要がなく、手洗いだけでなくガーデニングや洗車、掃除などの屋外作業が楽になります。

また、様々なデザインの立水栓が販売されているため、デザイン性の高いものを選べば外構のアクセントにもなります。木目調やレンガ調、モダンなステンレス製など、庭の景観や外構の雰囲気に合わせた選択が可能です。

デメリット

立水栓は、本体と水受け(ガーデンパン)を設置するスペースが必要な点がデメリットです。

また、寒冷地や冬場の使用時には凍結の恐れがある点も注意が必要です。本体に溜まった水が凍結すると立水栓が破損する可能性があるため、不凍水栓の選択や水抜きバルブの設置などの対策が求められます。

さらに、散水栓と比較すると設置コストが高くなりがちで、工事費込みで散水栓の2〜3倍かかることもあります。

立水栓の設置方法と注意点

立水栓を設置する際は、場所選びが重要です。日常的に水を使用する頻度が高い場所を選ぶことで利便性が高まります。また、既存の水道管から接続しやすい場所や、地面が平らな場所を選ぶことで、工事がスムーズに進みます。

寒冷地では凍結対策が必須です。冬場は蛇口部分の水抜きを忘れずに行い、専用の凍結防止カバーを取り付けましょう。また、新設工事の場合は、上下水道局から承認を受けたうえで、市区町村の指定業者による設置工事を行う必要があります。

まとめ

立水栓とは、外構に設置する柱状の水道設備で、日常生活の様々な場面で活躍します。シンプルなもの、デザイン性の高いもの、機能性が高いものなどの様々な種類があり、自分のライフスタイルや使用目的に合わせて選ぶことが大切です。

使いやすさやデザイン性などのメリットがある一方、設置スペースが必要な点や散水栓よりコストがかかる点などのデメリットもあります。立水栓を選ぶ際は、使用目的と設置場所を明確にし、デザイン・機能・耐久性・予算のバランスを考慮することで、理想の立水栓と出会えるでしょう。

なお、立水栓の移動や設置では、水道法により指定業者にしかできない作業があります。安心して水道を使うためにも、クラシアンなどの水道局指定工事店にご相談ください。

「排水口」と「排水溝」の違いとは?

「排水口」と「排水溝」を混同し、誤用しているweb記事が多く見受けられます。「排水口」の意味は、排水が流れ込んでいく排水パイプの入り口。一方「排水溝」は、屋外に設置された溝型の排水経路です。金属製の格子状の蓋などで塞がれていることが多く、いわゆる「ドブ」と呼ばれているものが「排水溝」です。

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