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台所・キッチン排水口の掃除には重曹よりも中性洗剤とブラシでの掃除が効果的

キッチン掃除

台所・キッチン排水口の掃除には重曹よりも中性洗剤とブラシでの掃除が効果的

【クラシアン】キッチンシンクの排水口や排水トラップ、排水ホースの掃除方法をご紹介します。ネット上では「排水溝掃除や排水口つまり解消に重曹が効果的」という記事を多く見かけますが、実は重曹よりも効果的なのはブラシによる掃除です。

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台所・キッチンシンク排水口の正しい洗い方

キッチンシンク

キッチンシンクの排水口には、使用するたびに少しずつ油や食材のカスなどが流れていきます。それを放置していると排水トラップや排水管でぬめりや悪臭が発生し、ひどい場合はつまりで汚水が逆流してくることも。

キッチンの排水には油脂が多く含まれるため、排水口に蓄積した油脂分を放置してしまうとラードのように固まり、排水管を完全に塞いでしまうこともあります。そうなると、配管の取り換えが必要なケースも発生したり、場所によっては床を壊すなどの大規模な建築工事を伴う施工が必要となることもあります。

インターネットで排水口の掃除方法やつまり解消法を調べると、「重曹が効果的」という記事がたくさん見つかります。でも実は、キッチンの排水口掃除に本当におすすめなのは重曹よりも「ブラシ」。今回は、正しい排水口の洗い方をご紹介します。

なぜ重曹では効果が限定的なのか?油汚れに対する洗浄方法の違い

「重曹やクエン酸は環境に優しいけれど、本当に頑固なキッチンの油汚れに効くの?」 当社もそんな疑問をよく耳にします。 キッチンの排水口詰まりの最大の原因である「冷えて固まった油脂」に対して、異なる洗浄方法がどのような効果を発揮するのか、その仕組みを解説します。

2つの洗浄方法の特徴

1. 重曹+酢(クエン酸)による洗浄

発泡作用により汚れを浮かせる方法です。重曹(アルカリ性)と酢(酸性)が反応して二酸化炭素の泡が発生し、この泡の力で汚れを浮き上がらせます。

2. 中性洗剤+ブラシによる洗浄

中性洗剤に含まれる界面活性剤の化学的作用と、ブラシの物理的作用を組み合わせた方法です。洗剤が油を包み込んで水に溶けやすくし(乳化作用)、ブラシで物理的にこすり落とします。

それぞれの方法の効果

重曹+酢の場合

発泡は勢いよく起こりますが、固化した油脂(ラード状の汚れ)に対しては、表面の軽い汚れは落とせても、固形化した油を完全に分解する力は限定的です。泡が引いた後も、頑固な油汚れの大部分は残ってしまう傾向があります。

中性洗剤+ブラシの場合

中性洗剤に含まれる界面活性剤が油を包み込んで乳化させることで、水で流しやすい状態にします。さらにブラシによる物理的な摩擦を加えることで、固化した油脂を効果的に除去できます。

プロからのアドバイス

排水口のワントラップ内側やジャバラホースのひだ部分にこびりついた「ヘドロ状の油汚れ」には、化学的な分解力(界面活性剤)と物理的な摩擦力(ブラシ)の組み合わせが最も効果的です。
重曹での洗浄は環境に優しく手軽な方法ですが、長期間蓄積した頑固な油汚れには、中性洗剤とブラシを使用することをおすすめします。

以降では中性洗剤とブラシを使った場所別の具体的な掃除方法をご紹介します。

台所・キッチンの排水口と排水トラップを掃除する

汚れが蓄積する前に、週1回程度の定期的な清掃がおすすめです。用意するのはシンクで普段の食器洗いに使用している洗剤と掃除用のスポンジでOK。掃除用の柄付きブラシは「排水口ブラシ」などの名称で販売されています。

用意する道具

  • 台所用中性洗剤
  • 掃除用スポンジ
  • 掃除用柄付きブラシ(金属製でないもの)
  • ゴム手袋

排水口と排水トラップの掃除の手順

排水口・排水トラップには油や食材のカス、洗剤カスなどが流れ込みます。それらの汚れが配管内に蓄積すると、重篤なつまりを引き起こす恐れがあるので、以下の手順を参考にしながら定期的な清掃を行うようにしましょう。

外せるパーツを外す

排水口から排水トラップと排水ホース(パイプ)を経て排水管に至るまでの構造や排水トラップの仕組みは、キッチンメーカーや製造年数にかかわらずほぼ同じ。排水口のフタ、フタゴム、ゴミ受け(バスケット)、ワン(椀)トラップの順に外していきます。ワントラップは固定されていますが、反時計回しで外すことができます。

スポンジと中性洗剤で洗う

外したパーツ一つひとつを、スポンジと台所用中性洗剤で洗います。ゴミ受けの裏やワントラップの内側にぬめりの塊のようなものができていたら、排水口に流さずゴミとして捨てましょう。ワントラップの内側は構造的にぬめりやすいので、特に念入りに洗います。

排水口内部をブラシで洗う

排水口から排水トラップ周辺まで、手の届く範囲をスポンジやブラシを使って掃除します。ワントラップを外した排水パイプ部分は、掃除用具を落とすと拾えなくなるので充分注意しましょう。もし拾えない場合はクラシアンにご連絡ください。水で流してしまおうとすると、奥でつまりが起きて大きなトラブルに発展しかねません。

台所・キッチンの排水ホース内部を掃除する

一戸建てのキッチンの排水経路に多いジャバラの排水ホースは、取り外して洗うことができます。キッチンの排水の流れが悪いと感じたら、完全につまる前に内部を掃除するのがおすすめです。

用意する道具

  • 台所用中性洗剤
  • バケツ
  • 掃除用柄付きブラシ(金属製でないもの)

排水ホースの掃除

排水ホースの内側には、油脂がこびりつきやすく、食材カスなどの異物を蓄積させてしまいます。排水ホースの清掃も定期的に行いましょう。

掃除の準備

バケツの中に台所用中性洗剤を薄めた液を作って入れておきます。シンク下の排水ホース周辺に収納している物は移動させ、汚れを防ぐためにビニールなどを敷いて保護。シンク内の水は流しておきます。

防臭キャップを外す

排水ホースは床下の排水管に差し込まれているだけの簡単な構造です。その接続部分には、一般的に悪臭を防ぐための防臭キャップや防臭ゴム、防虫カバーが取り付けられているので、設置されている場合は取り外します。

ナット・ホースを外す

排水トラップ側のナットをゆるめ、排水ホースを抜き取ります。ナット一体型の場合は排水ホースごと回転させて外してください。排水ホースを外すと内側の汚水やぬめりがこぼれ、周囲を濡らしたり汚したりする場合があるので注意しましょう。外した排水ホースは、バケツの中の液に浸します。

ホース内部をブラシで洗う

排水ホースの内側を掃除用の柄付きブラシで洗います。ジャバラホースは構造上、ひだ部分に汚れやぬめりがたまりやすいので重点的に洗いましょう。掃除しても汚れが落ちない時や排水ホースが傷ついている場合は、排水ホース自体を交換する必要があります。

なお、排水口から排水ホースまでを掃除をしても流れが悪い場合は、排水管で何らかのトラブルが起きている可能性が考えられます。原因箇所を突き止める必要があるので、早めにクラシアンにご相談ください。

キッチン・台所の排水口つまり・水漏れ修理交換のサービスと料金 | クラシアン

【プロが判定】キッチン排水口掃除・メンテナンス難易度マップ

作業内容 DIY難易度 リスク度 推奨アクション
排水トラップ・ゴミ受けの掃除 ★☆☆ (易) 日常的に実施してください。歯ブラシ等で十分可能です。
排水ホースの取り外し掃除 ★★☆ (中) 水漏れ注意。再接続時のナット締め付けや防臭キャップの戻し忘れに注意。
排水ホースの交換 ★★☆ (中) ホームセンターで同径のホースが入手できれば可能。長さ調整が必要。
床下排水管の高圧洗浄 ★★★ (難) 業者依頼必須。家庭用洗浄機では水圧不足や、逆に配管を破損させる恐れがあります。
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台所・キッチン排水口のキレイをキープする

キッチン掃除

排水口を清潔に保つように意識すれば、食材カスなどの異物が配管内に流れ込むことも減るでしょう。排水口のキレイをキープしていれば、排水トラブルを各段に減らすことができます。

排水口に食材カスや油を流さない

排水経路のつまりトラブルを防ぎ、定期的なお掃除を楽にするためには、毎日のちょっとした心掛けが欠かせません。
小さな食材カスなどは、ゴミ受けの目の隙間から流れ出てしまいます。それを防ぐために、ゴミ受けにはネットをかけておくようにしましょう。また、お皿やフライパンに付着した油分や食べ残しなどはそのままシンクで洗わず、できるだけ拭き取ってゴミ箱へ。なるべく排水口に流さないように心がけます。

アルミホイルでヌメリ対策!効果と注意点

排水口のゴミ受けに、ピンポン玉大に丸めたアルミホイルを2〜3個入れておくと、ヌメリ予防に役立ちます。
仕組み:水が流れる際にアルミホイルから微量の金属イオンが溶出し、細菌の繁殖をある程度抑える効果があります。
ただし、過度な期待は禁物です。
完全にヌメリを防ぐことはできませんし、油汚れが多いキッチンでは効果が限定的です。
あくまで「補助的な対策」として活用しましょう。
使用時の注意: アルミホイルが小さくなったら交換を(目安:1ヶ月)。排水管に流れてしまわないよう注意が必要です。
最も効果的なのは、やはり「毎日のゴミ取り」と「週1回の洗浄」です。アルミホイルはこれらの基本ケアにプラスする工夫として試してみてください。

毎日ゴミを取り、ぬるめのお湯を流す

シンクを使った日には、1日の終わりにゴミ受けにたまったゴミを取り除きましょう。そのまま放置すると雑菌やカビが繁殖し、ぬめりや悪臭につながってしまいます。
また、排水つまりの最大の原因は排水トラップや排水パイプ内部に付着した油分。油分の付着を防ぐために、シンクを使い終わりゴミ受けのゴミを取り除いたら、40~50℃以下のお湯を排水口に流しておきます。ただし熱湯を使用すると排水経路を傷めるので、必ず40~50℃以下まで温度を下げるように気をつけましょう。

定期的に排水経路を洗浄する

パイプクリーナーは、ひどくつまってしまった排水管にはあまり効果が期待できません。予防として定期的に使用するのがおすすめです。ただし他の洗剤や生ゴミ、酢などと混ざると有毒ガスが発生する危険も。排水口に投入して長時間放置すると管を傷めることもあります。使用方法は必ず守るようにしてください。

※注意:塩素系漂白剤(ハイターなど)と酸性タイプの洗剤(クエン酸など)を同時に使用すると、化学反応により有害な塩素ガスが発生し大変危険です。絶対に混用しないでください。

キッチンだけでなく、家全体の排水管も定期的な掃除が必要です。一戸建てでも数年に一度は業務用高圧洗浄機で汚れを一掃してもらいましょう。

排水管・排水口のつまり・水漏れ修理交換のサービスと料金 | クラシアン

掃除頻度の目安:きれいを保つルーティン

毎日: ゴミ受けのゴミを捨てる、使用後に40〜50℃のお湯を30秒流す(油分を流しやすくする)
週1回: 中性洗剤とスポンジで、排水口のパーツ(フタ・ゴミ受け・ワントラップ)を取り外して洗う
月1回: ワントラップを外して奥までブラシで洗浄。予防として市販のパイプクリーナーを使用するのも効果的

傷みや汚れがひどい排水トラップ・排水パイプを交換する

排水口や排水トラップ、排水パイプなどで、洗っても落ちない汚れや傷みがひどい箇所がある場合は、新しい部品に交換する必要があります。最新の排水トラップやゴミ受けには、汚れが付きにくく掃除をしやすい工夫が施されているものもあるので、交換すると日頃の掃除が楽になるかもしれません。

排水口のキレイをキープしていても、排水のトラブルは起こってしまいます。自分で上記のような対策を実施してもをしても排水トラブルが発生してしまったら、まずはお近くの水道修理業者に相談してみましょう。

0120-511-511 ご相談・お問い合わせフォーム

その他、特定の環境で起こる排水トラブル

Q. 寒い時期になると流れが悪くなる気がする

A. 気温低下で油分が固まりやすくなっている可能性があります。
冬場は排水管内の温度も下がり、ラード状の油汚れが硬化しやすくなります。60℃程度のお湯(熱湯はNG)を定期的に流し、油分を溶かす習慣をつけると予防になります

Q. ディスポーザー付きのキッチンですが掃除方法は同じ?

A. いいえ、構造が異なります。
ディスポーザーは電気機器が接続されているため、ブラシを深く入れたり、強力な薬品を多用したりすると故障の原因になります。必ず取扱説明書に従い、氷を使った洗浄など、機種専用のお手入れを行ってください。

Q. 重曹とクエン酸で泡が出る掃除法はどうなの?

A. 軽度の汚れや消臭には有効ですが、つまり解消には力不足です。
発泡の力で汚れを浮かすことはできますが、固着した油汚れを剥がすほどの圧力はありません。やはり「ブラシでのこすり洗い」が最も確実です。

台所・キッチン排水口の掃除・修理費用目安

自分で掃除しても流れが改善しない場合、プロによる対応が必要です。費用の目安は以下の通りです。

作業内容 作業料金 備考 合計目安(税込)
排水トラップ分解清掃 8,800円〜 トラップ部分で詰まっている場合 約8,800円~
電動トーラー作業(ワイヤー) 24,200円~ 配管の奥で詰まっている場合 約26,620円~
高圧洗浄作業 37,268円~ 一戸建ての排水管全体など、頑固な油汚れ除去 約37,268円~

※料金は全て税込となります。
※部品交換が必要な場合は別途材料費がかかります。
※夜間早朝(22時~翌6時)は別途割増料金が発生します。
※正確な金額は現場見積もり(無料)にてご提示します。

台所・キッチンシンク排水口の掃除方法・まとめ

今回は、台所・キッチンシンクの排水口や排水トラップ・排水ホースの掃除方法についての情報をお伝えしました。

キッチンの排水口に限らず、水まわりの排水口のトラブルは気をつけていても起こってしまう場合があります。しかし、日頃から下記のポイントを意識して定期的に掃除をすることで、トラブルの可能性を減らすだけでなく、万が一トラブルが起きてしまった場合も、深刻な事態を回避することができるでしょう。

  • 重曹よりも中性洗剤と柄付きブラシでの掃除が効果的
  • パイプクリーナーは定期的な使用でつまり予防に効果的
  • 日頃の心がけと定期的な掃除が大切
  • 掃除しても流れが悪い場合は排水管トラブルの可能性

こまめに掃除しても排水口のトラブルが起きてしまった場合や、排水口だけでなく排水管も掃除したいという場合は、24時間365日受付のクラシアンにお問い合わせください。

クラシアンでは、排水口のトラブルだけでなく排水管の清掃も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

※この記事に含まれるデータは、公開時点のものであり、価格やサービス内容が変更されている場合があります。詳しくは最新の情報をご確認ください。
※本サービスが提供する情報の具体的な利用に関しては、利用者の責任において行っていただくものとします。

この記事の監修者
株式会社クラシアン/東日本研修所(所長) 小林義和
名前
小林義和
経歴
2005年クラシアン入社。所沢営業所(旧西埼玉支社)に配属。
さいたま営業所(旧北埼玉営業所)・東埼玉営業所への異動を経て2013年より現職。
累計1000人以上のスタッフを指導。
所属
株式会社クラシアン/東日本研修所(所長)

キッチンの排水口トラブルは、「油」と「食材カス」の蓄積が主な原因です。市販のパイプクリーナーで解決しない場合、配管の奥で油汚れがコンクリート状に固まっている可能性があります。無理に棒などで突くと配管を破損する危険があるため、水の流れが悪いなどの異変を感じたら早めにご相談ください。

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