ウォシュレット交換の時期はいつ？取り付け方法や注意点も解説

ウォシュレット交換の時期

使い方や使用環境によって異なりますが、ウォシュレットの寿命は、一般的に7年～10年程度といわれています。

前回の取り付けから10年以上経過している場合は、ウォシュレットに不具合が生じやすくなるだけでなく、修理に必要な部品も入手しづらくなる可能性があります。

特に、以下のような症状が頻繁に生じる場合は、寿命のサインかもしれません。

異音がする
水漏れ
温水が出ない
ボタンを押しても作動しない
便座が温まらない
ノズルが戻らない

ウォシュレットは電化製品のため、部品の交換だけでも専門業者に依頼しなければならないケースがあります。頻繁にトラブルが生じると修理費がかさむため、状況に応じて買い替えを検討しましょう。

ウォシュレット交換の前に確認すべきこと

ウォシュレットは、便座のみを交換するタイプであれば自分で交換可能です。ただし、十分な事前確認を怠ると取り付けられない・使用できないという事態になるため、気をつけましょう。

なお、タンク一体型トイレやタンクレストイレはウォシュレットのみの交換はできません。

便器のサイズとトイレスペースを確認

便器のサイズにより、取り付け可能なウォシュレットの機種は異なります。便器取り付け穴の中心からロータンクまでの距離、便座取り付け穴のピッチ、便器取り付け穴の中心から便器先端までの距離、ボール面の長さを計り、確認しましょう。

取り付け作業に必要なスペースを確保するため、便器周辺の空間の採寸も必要です。配管などの障害物がないか、トイレドアの開閉に支障がでないかも確認してください。

コンセントの位置を確認

電源コードとアースを取り付けられる位置にコンセントがあるかを確認します。トイレ内にコンセントがなければウォシュレットの取り付け前に電気工事が必要になります。

トイレの外から引いた延長コードでウォシュレットを使用するのは危険です。水滴がかかると感電や漏電、火災の危険性があるため十分に注意しましょう。

必要な工具を確認

スパナやモンキーレンチ、プラスドライバー、マイナスドライバーを準備しましょう。ウォータープライヤーがあると便利です。

トイレ・ウォシュレットのリフォーム・交換ならクラシアン

ウォシュレット交換を自分で行う手順と注意点

ウォシュレットを自分で交換する際は、正しい手順で行うことが大切です。また、交換時の注意点もあるため、事前に把握した上で作業を行いましょう。

以下では、ウォシュレットを自分で交換する方法と注意点を紹介します。

ウォシュレット交換の手順

ウォシュレットの取り付けは以下の流れで行います。

止水栓を締めて水を止める
既存の給水管を取り外し、古い分岐金具もあれば取り外す
新しいウォシュレットに同梱されているパッキンを挟み、新しい分岐金具を取り付ける
フレキシブル管を分岐金具とタンクに取り付ける
既存の便座を外し、新しいウォシュレットのベースプレートに取り替える
新しいウォシュレットを取り付けて固定する
分岐水栓にウォシュレットの給水ホースを接続する
電源プラグをコンセントに差し、電源を入れて試運転する

自分で購入・取り付けする際には、取り付けられない商品を購入してしまうミスや水漏れや感電などの事故が起こるリスクがあることを忘れないようにしましょう。

ウォシュレット交換を自分で行う際の注意点

ウォシュレットを交換する際は、必ず止水栓を締めてから作業を行いましょう。止水栓を締め忘れると水漏れが生じるため、注意が必要です。

給水管を取り外す際、止水栓を締めてもホース内に貯まった水が漏れるケースがあるため、床が濡れないように、あらかじめ雑巾などを敷いておくと良いでしょう。

また、古いウォシュレットを取り外す際は、電源プラグを抜いてから作業してください。ウォシュレットは電化製品のため、電源プラグを挿したまま作業すると感電や発煙、発火などのリスクがあります。

なお、交換時はネジを締めすぎると便座が割れる可能性がある他、給水ホースの接続ミスで水漏れするケースもあります。

ウォシュレットを正しく取り付けできない場合、一時的にトイレが使えなくなるため、とても不便です。そのため、自分で取り付けが厳しいと感じた場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。

水まわり業者に頼めること

クラシアンによるウォシュレットの取り付け工事価格には、以下の作業項目が含まれています。

現場確認、採寸・見積もり
新しいウォシュレット本体価格・送料
既存便座の取り外し、処分
新しいウォシュレットの設置と配管
動作確認、操作説明
メーカー保証

トイレリフォーム交換の費用相場

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