目次

1. 1. 便座の交換時に確認すること
2. 2. 便座の交換方法
3. 3. 温水洗浄便座にも交換できる？
4. 4. 漏水やトラブルが不安なら水まわり専門業者に依頼を
5. 5. まとめ

確認事項をきちんとチェックしておけば、便座の交換はさほど難しくありません。コストを抑えて洗浄・防汚・節水・消臭などの機能に優れた最新便座に交換したいなら、DIYするのもおすすめです。リフォーム前の確認事項と便座の交換方法をご紹介していきます。

便座の交換時に確認すること

入念に事前チェックが必要なのは「タイプの確認」「サイズの確認」「工具の用意」です。

タイプの確認

一般的に下記のトイレは便座の交換ができますが、温水洗浄便座は取り付けできない場合もあるため、品番ごとの対応を確認しましょう。

• 組み合わせ型
• フラッシュバルブ型
• 隅付タンク型

普通便座から温水洗浄便座に交換する場合、トイレ内にコンセントやアース端子がない場合は、電気工事士による増設が必要です。

サイズの確認

便器には2つのサイズがあり、選ぶ便座によって必要なスペースが異なります。便座交換前に必ず採寸しましょう。

普通サイズ（レギュラー）

取り付け穴から便器の前端まで44cm

大型サイズ（エロンゲート）

取り付け穴から便器の前端まで47㎝

工具の用意

便座の交換には、以下の工具を用意するとスムーズに作業できます。

• ドライバー
• バケツや洗面器
• スパナや便座外し工具（便座に付属）
• フレキホース（便座に付属）
• モンキーレンチやウォーターポンププライヤー（便座付属工具がない場合）

便座の交換方法

通常タイプの便座は、シンプルな構造のため比較的簡単に交換できます。交換の流れは下記の通りです。

1. STEP1：便座カバーやシートを使用している場合は先に外す
2. STEP2：便座の固定ナットをゆるめて便座を取り外す
3. STEP3：便器の取り付け穴に新しい便座のボルトを差し込む
4. STEP4：便座の位置を便器に合わせて調整し、固定ナットを仮止めする
5. STEP5：便座がずれていないか確認し、固定ナットをしっかり締める
6. STEP6：最後に取り付け状態を確認し、清掃して完了

便座を取り外した際、便器の縁に汚れが溜まっていることがあるため、清掃してから新しい便座を取り付けしましょう。固定ナットが固くて外れにくい場合は、スパナやプライヤーを使用するとスムーズに交換できます。

温水洗浄便座にも交換できる？

通常タイプの便座から温水洗浄便座への交換は可能ですが、取り付け工程が異なります。通常タイプの便座は単にボルトで固定するだけですが、温水洗浄便座は電源と給水の接続が必要です。トイレ内に電源コンセントがない場合は、新たに取り付けしなければなりません。

また、給水ホースを分岐させて温水洗浄便座に接続する作業も必要です。交換を検討する際は、取り付け環境や使用する機種の仕様を事前に確認しておきましょう。

トイレ・温水洗浄便座のリフォーム・交換ならクラシアン

便座から温水洗浄便座に交換する方法

温水洗浄便座の取り付けは、通常タイプの便座の交換よりも複雑で、給水や電源の接続が必要になります。具体的な作業の流れは下記の通りです。

1. 水道の元栓を締める
2. 取り付け穴部分のナットをゆるめて既存の便座を取り外す
3. 止水栓を外して分岐金具を取り付ける
   止水栓のタイプによっては給水管とフレキホースを交換
4. 便器にベースプレートを取り付け、新しい温水洗浄便座を取り付け
5. 便座と分岐水栓をホースでつなぐ

漏水やトラブルが不安なら水まわり専門業者に依頼を

便座の交換は一見シンプルな作業ですが、ナットの締めすぎによる破損や取り付けミスによるぐらつきが発生することがあります。特に温水洗浄便座の交換は、水漏れや電源トラブルが発生しやすく、場合によっては感電のリスクも伴います。

狭いトイレ内での作業が難しいと感じる場合は、無理に自分で行わず、水まわりの専門業者への依頼を検討しましょう。

まとめ

便座の交換は、通常タイプなら比較的簡単ですが、温水洗浄便座は給水や電源の接続が必要なため、慎重な作業が求められます。交換後は、便座がしっかり固定されているか、水漏れがないかを確認しましょう。作業に不安があるなら、専門業者に依頼するのもひとつの方法です。

クラシアンにご依頼いただければ、予算・機能のご希望に応じた便座を最適サイズでご用意し、短時間で事故なく確実に取り付けいたします。作業料金8,800円（税込）～+材料費＋事務手数料で承っておりますため、便座の交換を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。