

台所(キッチン)の排水口から水が上がってきた!原因と対策を紹介

台所(キッチン)の排水口から水が上がってきた!原因と対策を紹介
【クラシアン】台所(キッチン)のシンクやお風呂で水を流したら、排水口から水が上がってくることはありませんか?流した水が逆流した場合、どうすれば良いのか対処法に困るものです。そこで今回は、排水口から水が上がってくる時の原因と対処法をご紹介します。
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クラシアン編集部
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排水口から水が上がってくる原因

排水口からゴボゴボといった変な音がしだしたら、早めに対処をするためにもまずは原因を特定してみましょう。
異音には、さまざまな種類の原因があります。普段の水道の使い方や排水機能のトラブルなどの要因が考えられます。
ゴボゴボという異音がする場合は、まず以下の4つの原因に心当たりがないかを確認してみましょう。
異音の原因1:排水経路のダブルトラップ
水まわりをリフォームした際は、知らずにダブルトラップの状態になっていることがあります。ダブルトラップとは、1つの排水経路に2つの排水トラップがあること。排水トラップとは、下水道から悪臭や害虫・害獣が上がってくるのを防ぐために、排水経路にあえて水がたまる部分を作る構造です。1つの排水経路に複数設置されていると排水の際に空気の逃げ道がなくなり、変な音がする場合や排水不良が起こることがあります。
排水ますと排水口部分で構造的にダブルトラップになっている場合もありますが、排水管の途中でトラップを設けていたり、勾配不良によって水が溜まる状態に変化してしまい ダブルトラップ状態になってしまうこともあります。
異音の原因2:排水トラップと排水管の接続不良
台所やお風呂、洗面所をリフォームした直後、洗濯機を新しくした直後など、設置して間もないタイミングで排水口から異音がする場合は、配管の接続不良が起きていると考えられます。例えば、シンク下の排水トラップのジャバラホースが排水管の奥深くにまで差し込まれているケース。排水の逃げ場が少なくなってしまい、スムーズに排水されずに変な音が発生してしまいます。
異音の原因3:排水管内の汚れの堆積
排水管の内部に汚れが堆積していると、異音がする場合があります。これは排水管が詰まりかけて排水不良の状態になっているサインで、放置しているといずれ完全に詰まってしまうでしょう。排水口から下水が溢れ返る事態を招きかねません。
プロが明かす:排水口がゴボゴボ鳴る本当の原因
クラシアンが年間対応するキッチンの排水トラブルを分析すると、「油汚れ」と「洗剤カス」の複合汚れによるものが多いです。
特に築20年以上の住宅では深刻で、場所によっては50mmある排水管の内径が、汚れの蓄積により20mm以下まで狭まっているケースも珍しくありません。「ゴボゴボ」という音は、排水管の汚れ具合が限界に近づいているSOSサインです。
この段階なら高圧洗浄(通常価格 税込30,250円+事務手数料)で解決できますが、完全に詰まると配管交換(要お見積もり。10万円以上のケースもあります)が必要になることも。ゴボゴボ音が聞こえたら、早めの対処が賢明です。
異音の原因4:集中豪雨による下水道の飽和状態
局地的なゲリラ豪雨などで下水道に大量の雨が流れ込むと、下水配管の処理能力を超えて飽和状態となってしまいます。そうなると下水道の配管内にあった空気が押し上げられ、排水口から変な音がすることがあります。これは低い土地で起こりやすい異音で、集中豪雨の時だけの一時的なものです。
大雨でゴボゴボ音がする理由と緊急対策
集中豪雨や台風時に排水口からゴボゴボ音がする現象は「誘導サイホン作用」によるものです。合流式下水道の地域では、雨水で下水管が満水になると、行き場を失った空気が逆流して室内に入ってきます。
- 45Lゴミ袋を二重にして、半分まで水を入れる
- 空気を抜いて口を固く縛る
- 排水口の上に置いて蓋をする
緊急対策:水のうで逆流を防ぐ方法
この方法は国土交通省も推奨する簡易的な浸水対策です。ただし、トイレからゴボゴボ音がする場合は別の原因も考えられます。詳しくは[トイレ詰まりの前兆!?水を流す時にコポコポ異音がした時の対処法3つ]をご参照ください。
排水不良による排水口の逆流・つまりを招く「堆積物」とは

定期的な清掃を行わずにいると、排水管や排水トラップには汚れが蓄積して詰まりを引き起こします。その原因となる堆積物は、水まわりの場所により異なります。
堆積物を放置してしまうと、更なる汚れの蓄積によって堆積物が大きくなり、重度の排水不良につながる恐れがあります。
水まわりごとの主な原因となる堆積物を確認し、普段の使用時や掃除の時から、汚れが蓄積しないように意識してみましょう。
台所(キッチン)
シンクで食器や鍋を洗うと、そこに付着していた油・脂が排水口に流れていきます。それが排水トラップや排水管内で冷えて塊になり、堆積物として詰まりの原因となります。他にも排水口に流れてしまった食材のカスやペットボトルの蓋、爪楊枝などが排水不良を引き起こします。
お風呂
お風呂では毛髪や石鹸カス、人の皮脂や垢が主な堆積物となります。排水口にヘアキャッチャーを設置するなどの対策で、毛髪が流れていくのはある程度防げるかもしれません。しかし石p鹸カスや皮脂・垢までを流さないようにするのは困難でしょう。
洗面所・洗面台
洗面所や洗面台の排水トラップや排水パイプは細いため、わずかな堆積物でも詰まりやすくなっています。毛髪や剃り落としたヒゲ、石鹸カス、落下したアクセサリーやヘアピン、小さなキャップなどが排水不良の原因となります。
洗濯機
洗濯機の排水口周辺は掃除しにくいことが多く、気付かぬうちにホコリや毛髪が排水管に流れ込んでしまっているケースが多く見受けられます。また、洗濯機の特性上、石鹸カスや泥汚れ、糸くずなども堆積物となります。
排水口のつまり・水の逆流の対処法

排水口のつまり、また水の逆流が起きた場合、どうすれば良いのでしょうか。ここでは、自分でできる対処法を紹介します。
排水口のゴボゴボを解消する「お湯流し」の正しい方法
予防や軽い詰まりの対策は洗い物をした後になるべく大量の水(湯が理想)を流すことや、1年通して洗い物をお湯ですることです。
- 排水口の蓋とゴミ受けを外す
- 排水口をタオルやラップで塞ぐ
※戸建のキッチン・洗面排水は耐圧性がないため、完全密閉しないでください - シンクに40〜50℃のお湯を4分目まで溜める
- タオルを一気に引き抜き、水圧で押し流す
【重要:熱湯は厳禁です】
塩ビ製排水管の耐熱温度は約60℃です。熱湯を流すと以下のリスクがあります
- 排水管の変形・破損
- 接続部の緩みによる水漏れ
- マンションでは階下への漏水事故(損害賠償のリスク)
給湯器の設定温度を必ず50℃以下に調整してから作業してください。沸騰したお湯は、水で薄めても温度管理が難しいため使用しないでください。
市販のパイプクリーナーを使う
堆積物による排水管のつまりは、液体パイプクリーナーの使用がおすすめです。排水管は内径が細いため、内側に詰まった髪の毛や石鹸カス、油汚れなどを取り除くのは簡単ではありません。
パイプクリーナーであれば、排水口に入れたあとにしばらく時間を置くことで、汚れをしっかりと溶かすことができます。排水管内部の汚れがきちんと溶ければつまりは解消し、スムーズに水が流れるようになるでしょう。
ラバーカップを使う
排水口のつまりを手軽に解消する別の方法は、ラバーカップを使用することです。
ラバーカップにはさまざまなサイズがあるので、排水口の大きさにぴったり合うサイズのものを選びましょう。ラバーカップが排水口のサイズに合っていないと、ラバーカップを押し付けたときに真空状態にすることができず、つまりの原因を吸い上げることができません。
ラバーカップはホームセンターや100均で購入できるので、排水口のつまりや逆流で困ったら、使用してみると良いでしょう。
ワイヤーブラシでパイプ内を洗浄する
狭い排水管の内側を掃除するのに適しているのがワイヤーブラシです。ワイヤーブラシは細いので、排水管の奥まで届きます。先端にブラシが付いており、奥のほうの汚れもこすり取ることが可能です。
ほかのブラシだと排水管の中に入りませんし、奥まできれいに清掃するのは難しいもの。しかし、ワイヤーブラシだとしっかりと奥まで掃除できるのがメリットです。
自分で対処するのが難しいケース

自分でできる対処法を試したものの、排水口のつまりが解消しない。まだ、水が上がってくるといったこともあるかもしれません。
重度のつまり、また排水管の劣化など修理が難しいケースも多いので、そんな場合は水道修理業者への依頼がおすすめです。
以下のようなケースは自分で何とかしようとするのではなく、すぐに業者へ依頼しましょう。
排水枡が詰まっている場合
排水管ではなく排水枡が詰まってしまっている場合、市販のパイプクリーナーやラバーカップなどを使用しても、つまりは解消されないおそれがあります。
詰まった状態で放置してしまうと状態が悪化するケースもあるため、早めに業者に依頼しましょう。
土砂が詰まっている場合
台風や洪水などの影響で土砂が下水に詰まってしまった場合は、自分で何とかすることはできません。雨が降り続いている間はどうしようもできないので、まずはできるだけ排水しないように気を付けましょう。
プロの高圧洗浄が必要な3つのサイン
以下の症状がある場合、市販のパイプクリーナーでは解決困難です
1.複数の排水口でゴボゴボ音がする
建物全体の排水管に問題がある可能性
2.月1回以上パイプクリーナーを使っている
一時的な改善の繰り返しは根本解決になっていない
3.水を流すたびに逆流しそうになる
完全閉塞の一歩手前の危険な状態
高圧洗浄の必要性や費用については[排水管の高圧洗浄は必要?依頼すべきサインと費用相場を解説]で詳しく解説しています。
信頼できる業者選びのポイント
排水口のゴボゴボ音の修理業者選びで失敗しないためには、必ず「水道局指定工事店」を選んでください。詳しい選び方は[トイレ修理はどこに頼む?信頼できる業者選びと料金相場を完全解説]をご確認ください。
排水口のゴボゴボ音が直らない場合の依頼基準
排水口のゴボゴボ音は、排水管からの重要な警告サインです。以下の場合は、早めにプロへの相談をおすすめします。
今すぐ依頼すべきケース
- 自分で対処しても3日以内に再発する
- 水の流れが明らかに遅くなっている
- 悪臭も同時に発生している
放置すると、軽微なつまり(修理費8,800円〜)が、配管全体の詰まり(高圧洗浄30,250円〜)や、最悪の場合は配管交換(10万円以上)に発展する可能性があります。
クラシアンでは、排水口のゴボゴボ音の原因を的確に診断し、最適な解決方法をご提案します。点検・見積もりは無料ですので、「ゴボゴボ音が気になる」段階でお気軽にご相談ください。早期対処が、結果的に時間とコストの節約につながります。
※表示価格は全て税込です
クラシアンでは、排水口のトラブルにも8,800円(税込)〜で対応しております。また、排水管を丸ごと清掃したいという場合にも、クラシアンでは30,250円(税込)~で排水管や排水ますの高圧洗浄を実施しております。
排水口のトラブルでお困りの際も、お気軽にご相談ください。
「排水口」と「排水溝」を混同し、誤用しているweb記事が多く見受けられます。「排水口」の意味は、排水が流れ込んでいく排水パイプの入り口。一方「排水溝」は、屋外に設置された溝型の排水経路です。金属製の格子状の蓋などで塞がれていることが多く、いわゆる「ドブ」と呼ばれているものが「排水溝」です。
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