信頼できるトイレ修理業者は水道局指定工事店？料金相場も解説
信頼できるトイレ修理業者は水道局指定工事店？料金相場も解説
【クラシアン】トイレ修理を依頼したら悪徳業者にだまされて高額請求された！テレビでそんなトピックが紹介され注目を集めています。一方で、水回りのトラブル時に水道局に相談すると、適正価格で対応してくれる業者を教えてくれるというツイートも話題に。信頼できる業者はどう選べば良いのでしょうか。
クラシアン編集部
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水道局が知っている？信頼できるトイレ修理業者
トイレのつまりや水漏れ、配水管からの漏水や排水口からの逆流など、水道トラブルは突然起こるものです。予想外の事態に直面するとどうしても慌ててしまいますが、そんな緊急事態につけ込む悪質な業者が残念ながら存在しています。悪徳業者に修理を依頼して騙されないために、どうすれば良いのでしょうか？
今回は、トイレの故障状況や原因の確認方法・信頼できるトイレ修理業者の見極め方など、いざという時に慌てないためのポイントをご紹介します。
トイレ修理業者選びの基準となる「水道局指定工事店」
水道業者の広告やマグネット、ホームページなどで目にする「水道局指定工事店」という文字。これが何を意味するのかご存知でしょうか。業者選びのひとつの目安となる水道局指定工事店についてご紹介します。
水道局指定工事店とは
各家庭の水道トラブルは、各家庭の責任で水道業者に修理を依頼することになります。給水管の修繕など特定の水道工事は各自治体の水道局が指定した「指定給水装置工事事業者」が、排水管の工事等は「指定排水設備工事事業者」が対応するよう法令で定められています。水道局から指定を受けたこの業者が、通称「水道局指定工事店」と呼ばれているのです。
水道局から指定を受けるための要件
指定排水設備工事事業者として水道局から指定を受けるためには、下記のような要件を満たす必要があります。
- 営業所ごとに「下水道排水設備工事責任技術者」がいる
- 排水設備工事に必要な機械器具を所有している
- 不正や不誠実な行為をするおそれがあるなどの「欠格要件」に該当しない
トイレ修理に資格は必要ないけれど…
トイレ修理を業者に依頼すると、初対面の人を家の中に入れることになります。水道局指定工事店であれば、最低でも上記の項目は満たしているため、業者選びのひとつの基準として活用できそうです。
実際には、軽度のトイレつまりや水漏れ修理であれば、無資格でも水道局指定工事店でなくても対応可能です。ただし、簡単な修理かと思っていたら大掛かりな修繕が必要だった…という場合もあるので、はじめから水道局指定工事店に依頼しておくのが無難です。
水道局指定工事店でもトイレ修理業者選びの際はきちんと事前確認を
水道局指定工事店のリストは、各自治体のホームページに掲載されているので確認してみてください。とはいえ、水道局のお墨付きならどこでも大丈夫！かというと、必ずしもそうではありません。もし納得のいかない修理や工事をされてしまっても、水道局が責任を取ってくれるわけでもありません。下記は、水道局指定工事店にトイレ修理を依頼する際のポイントです。
対応力がある業者か
水道局指定工事店の規模はさまざま。クラシアンのように24時間受付のコールセンターを備えて365日対応している全国規模の業者もあれば、地元に根差した設備屋さんもあります。トイレ修理は緊急事態なので、迅速に対応してもらえるかどうかが大切です。
きちんとした説明があるか
トイレの状況をろくに見ずに判断していたり、はじめから大掛かりな修理が必要だと決め付けている話し振りであったりするなら注意が必要です。必ずトイレの状況や希望する修理内容を伝え、業者からも十分に工事内容や金額の説明を受けてください。見積もりは書面でもらい、修理内容の項目も記載してもらうようしてください。不明点があればその場で確認し、納得がいかなければ依頼するのはやめて他の業者からも見積もりを取るようにしましょう。
また、クラシアンでは「悪質な水道業者を見極めるための10箇条」も公開しているので、こちらも参考にしてみてください。
水道局では教えてくれないトイレ修理業者の費用相場
同じ「水道局指定工事店」であっても、トイレ修理にかかる費用はそれぞれ異なります。ひとつの目安として、クラシアンでの作業料金の目安をご紹介します。
軽度のトイレつまりであれば、作業料金8,800円（税込）から。排水管の奥でつまってしまった場合、便器の取り外し・取り付け作業が発生するため26,400円（税込）からとなります。薬剤やつまり除去のための機器が必要となる場合は、別途費用がかかります。
トイレの水漏れ修理では、給水管・止水管からの水漏れ修理は作業料金8,800円（税込）から。タンク内の部品交換も作業料金8,800円（税込）から、加えて交換部品の材料費が必要となります。
なお、トイレつまりや水漏れ修理は、軽度であれば作業時間は30分〜1時間程度で完了します。
トイレのつまり・水漏れ修理交換のサービスと料金（ウォシュレット）| クラシアン
慌ててトイレ修理を業者に依頼する前に
トイレがつまって流れなくなったり水が漏れたりすると、すぐに解決したい気持ちから慌てて業者を探す方も多いと思います。しかし、下記のようなケースでは、もしかしたら業者に頼まなくても自分で修理・解決できるかもしれません。
大量のトイレットペーパーや便を流したら逆流してきた
トイレットペーパーや便を一度に大量に流すと、流れるどころかトイレの水位が上昇して溢れそうになることがあります。こういった場合は、しばらく放置しておけば自然に溶け出してつまりが解消することも。数時間経って水位が下がったら、再度流してみてください。ラバーカップがあれば、排水口に向かってゆっくりと押し込んでみましょう。
ただし万が一のあふれ出しに備えて、便器のまわりに新聞紙やビニールシートを敷いておきましょう。
ポケットの中の物など "溶けない異物" を落としてつまった
ゴム手袋をはめて異物を取り除きます。この際トイレットペーパーを使用すると、さらにつまりが悪化する可能性があるので注意してください。また、水に溶けない異物を流してしまった場合、ラバーカップを使用すると異物が排水管の奥に流れ込み、取り除くのに大掛かりな工事が必要な事態になりかねません。ラバーカップの使用は控えましょう。
トイレの水が流れ続けて止まらない
トイレタンク内の浮き玉やフロートバルブのチェーンが、なにかの拍子にズレて給水が止まらなくなっているだけの場合があります。トイレの止水栓を閉めてからタンクを開けて中を確認してみましょう。
このように、一見すると大変な故障に見える時でも、落ち着いて様子を見れば自分でトイレのトラブルを解決できる場合もあります。しかし、無理やり解決しようと誤った修理をしてしまうと、器具の破損や状況の悪化につながりかねません。
自分でやってみてもなかなか直らなかったり、少しでも自分で修理することに不安に感じたりするならば、水道修理業者への依頼をしましょう。
トイレ修理業者を選ぶポイントまとめ
今回は、トイレのトラブルが起きた際の信頼できる水道修理業者の選び方についての情報をお伝えしました。
トイレのトラブルは頻繁に起こるものではないため、水が止まらなかったりあふれたりすると、どうしても慌ててしまうものです。
悪徳業者はそんな不安を利用して、不要な施工を行ったり高額な請求をしてきたりします。
慌てて悪徳業者を家に入れてしまうことがないよう、下記に注意して対応してください。最終的には、お客様ご自身が判断し契約することになります。
- 水道局指定工事店かどうかはひとつの判断材料になる
- 水道局指定工事店であっても事前の説明と見積もりはしっかりと
- 水道局指定工事店でも対応力や料金はさまざま
クラシアンでは、水道局指定工事店に認定された技術力と年間100万件以上の水まわりのご依頼に対応した実績で、水まわりのあらゆるトラブルに対応しています。
トイレのトラブルをはじめ、水まわりのトラブルでお困りの際はお気軽にご相談ください。
トイレのつまり・水漏れ修理交換のサービスと料金（ウォシュレット）| クラシアン
「排水口」と「排水溝」を混同し、誤用しているweb記事が多く見受けられます。「排水口」の意味は、排水が流れ込んでいく排水パイプの入り口。一方「排水溝」は、屋外に設置された溝型の排水経路です。金属製の格子状の蓋などで塞がれていることが多く、いわゆる「ドブ」と呼ばれているものが「排水溝」です。
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