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【蛇口掃除】クエン酸と重曹を活用した方法で種類別の汚れをピカピカに!

【蛇口掃除】クエン酸と重曹を活用した方法で種類別の汚れをピカピカに!

本記事では蛇口掃除の方法や毎日掃除するコツなどを紹介しています。クラシアンは年間100万件以上の圧倒的な対応件数を記録しており業界No.1の対応実績!24時間365日対応で水回り・水道のトラブルを解決していますのでお困りの際は是非ご参考にしてください。

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蛇口を掃除しないといつの間にか汚れが溜まり、カビが発生するなど、アレルギーの原因や衛生上に問題が生じることもあります。

本記事では、蛇口汚れの種類を特定し、掃除する方法をご紹介しています。

また、普段の掃除方法なども解説しているので参考にしてください。

蛇口汚れの種類を知る

蛇口汚れの種類を知る

蛇口汚れといっても、いろいろな種類があることをご存じでしょうか。

汚れの種類を知らなければ、掃除しても効果が半減することもあります。

ここでは、蛇口汚れの種類に関してご紹介します。

黒い汚れ【黒カビ】

黒カビは「菌糸」と「胞子」でできており、部屋の空気中に飛散して壁や水回りに付着して増殖します。

赤カビや白カビとは違い、一度付着してしまうと奥深くまで根を張るのが特徴です。

一度黒カビが発生してしまったら、根っこの部分まで取り切らないとすぐに再発する厄介な性質を持っています。

カビが発生しやすい環境は、70%以上の湿度や20〜30℃の気温とされています。

蛇口の掃除を怠ると、水が出てくる部分に黒カビが発生する場合があるので注意してください。

気づかず蛇口の水を飲んだり、うがいしたりすると、アレルギーの原因になる危険性も考えられます。

参考:カビ対策マニュアル実践編ー文部科学省

ピンク色のドロドロした汚れ【赤カビ(酵母菌)】

赤カビは薄いピンク色で、ドロドロした膜のような見た目です。この膜は「ロドトルラ」といい、赤カビから発生する酵母菌とも呼ばれています。

ロドトルラはカビやキノコなどと同じ菌類で、水分がつきやすいシャンプーやリンス、石けん受けや蛇口周りに多く見られます。

赤カビは他の菌と比べて繁殖スピードが早いのが特徴です。

例えば、黒カビを作るのに5〜7日程度かかるとすると、赤カビは2〜3日しかかかりません。

長期間掃除せずに放置すると落ちにくくなるため、早めに除去しましょう。

白っぽい汚れ【水アカ・湯アカ】

水アカは、水道水に含まれる炭酸カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが固まったものです。

また、湯アカはお風呂特有の汚れで、水アカに石鹼カス・皮脂汚れが混ざったものをいいます。

水アカや湯アカはカルキと間違われることが多いのですが、カルキではありません。

なお、水アカと湯アカはそれぞれ性質が違います。

水アカはアルカリ性の汚れで、湯アカは酸性の汚れであることが多いため、掃除方法も変わってきます。

皮脂汚れや食用油の汚れ【油】

キッチンの蛇口は皮脂だけではなく、調理中の油などが飛んで付着していることもあります。

掃除せずそのまま放置すると、ベトベトになって汚れが落ちにくくなり、カビが発生することもあるため注意が必要です。

料理が終わったら蛇口をきれいに掃除する習慣をつけるとよいでしょう。

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蛇口の掃除方法【黒カビ】

蛇口の掃除方法【黒カビ】

黒カビが原因の場合は、「重曹」と「クエン酸」の中和反応を利用して掃除します。

重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性です。

この2つを合わせることでブクブクと炭酸ガスが発生。この炭酸ガスが黒カビを浮かせて、掃除しやすくさせます。

用意するもの

  • クエン酸
  • 重曹
  • スプレーボトル(あれば)
  • 使用済みで使わない歯ブラシ
  • 雑巾

掃除方法

  1. クエン酸水を作る
    200mlの水に対してクエン酸小さじ1を混ぜて、スプレーボトルに入れます。スプレーボトルがなくてもOKです。
  2. 黒カビにクエン酸水を吹きかける
    蛇口に発生した黒カビにクエン酸水を吹きかけます。スプレーがない場合は直にかけてください。クエン酸水が滴るくらい多めにかけましょう。
  3. 歯ブラシに重曹をつけて黒カビをこする
    クエン酸水と重曹を合わせると炭酸ガスが発生するので、ブラシで細かくこすりましょう。
  4. 水で洗い流す
    カビをきれいに落とせたら、水で洗い流します。あとは雑巾できれいに拭けば終了です。
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蛇口の掃除方法【酵母菌(赤カビ)】

蛇口の掃除方法【酵母菌(赤カビ)】

赤カビは酸性の性質を持つため、反対の性質を持つ「アルカリ性の重曹」が効果的です。重曹を使うことで赤カビの繁殖を防げます。

用意するもの

  • 重曹
  • スプレーボトル(あれば)

掃除方法

  1. 重曹水を作る
    水100mlに対して重曹小さじ1をよく混ぜます。
  2. 赤カビに吹きかける
    赤カビが発生した部分を中心に重曹水を吹きかけます。スプレーボトルがない場合は直にかけてください。
  3. 数分したら水で洗う
    重曹水を吹きかけたら、あとは水で洗い流して終了です。また、かなり頑固な赤カビの場合は、熱湯で重曹を溶かして撒くのもおすすめ。重曹をお湯に入れると洗浄力が高まり、効果が期待できます。
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蛇口の掃除方法【水アカ】

蛇口の掃除方法【水アカ】

水アカの原因は水道水に含まれるカルシウムや、マグネシウムが固まったものです。

これらのミネラル分は乾いて堆積することで、石のように固くなってしまう性質があります。

そうなると通常のブラシなどでこすってもなかなか落ちないため、アルカリ性と反対の性質を持つ「酸性のクエン酸」がおすすめです。

用意するもの

  • クエン酸
  • キッチンペーパー
  • 輪ゴム
  • 雑巾

掃除方法

  1. クエン酸水を作る
    水200mlに対してクエン酸小さじ1を入れる
  2. キッチンペーパーにクエン酸水をかける
    キッチンペーパーに満遍なく、浸すようなイメージでかけてください。
  3. 蛇口にキッチンペーパーを巻く
    水アカ部分にキッチンパーパーを巻いて、外れないように輪ゴムで固定し、2時間ほど放置します。
  4. キッチンペーパーで水アカをこする
    輪ゴムを外してそのままキッチンペーパーで水アカをこすってください。
  5. 水でクエン酸水を洗い流す
    しっかり水で洗い流したら、雑巾で乾拭きしてください。放置したらまた水アカがついてしまうので注意しましょう。
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蛇口の掃除方法【油】

蛇口の掃除方法【油】

キッチンの蛇口は、油のついた手で蛇口をひねったり食用油が飛んだりすることが多い場所です。

油汚れはすぐに拭くのがベストですが、そのままにすると落ちにくくなってしまいます。

また、油汚れも酸性なので、汚れを落とすのには「アルカリ性の重曹」がおすすめです。

用意するもの

  • 重曹
  • お湯
  • 雑巾
  • スプレーボトル(あれば)

掃除方法

  1. 重曹水を作る
    40〜50度くらいのお湯に対して、重曹を小さじ1入れる
  2. 油汚れに重曹水を吹きかける
    油汚れに重曹水をたっぷり吹きかけてください。スプレーボトルがない場合は、そのまま重曹水をかけるようにしましょう。
  3. 雑巾で汚れを拭き取る
    汚れていた部分を雑巾で拭き取ります。油汚れが落ちきれていない場合は、再度重曹水を吹きかけてください。
  4. 水で洗い流す
    油汚れが落ち切ったら水で洗い流し、固く絞って水気をなくした雑巾や乾いた雑巾でしっかり拭き取りましょう。
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こまめな掃除でキレイな蛇口をキープしよう

こまめな掃除でキレイな蛇口をキープしよう

水アカやカビ、油汚れを放置した分だけ掃除するのが大変になってしまいます。蛇口をキレイに保つためには、毎日のこまめな掃除が大切です。

また、キッチンの蛇口の場合は、調理中に油汚れなどが飛んでしまうため、料理する前に「水養生」すれば汚れがつきにくくなります。

水養生とはシンクや蛇口にあらかじめ水で濡らすことで膜を張らせ、汚れがつきにくい状態にすることです。掃除のプロも実践している方法なので、試してみてください。

毎日の拭き掃除のコツ

蛇口の周りを柔らかいスポンジやブラシを使って、汚れを落とします。蛇口掃除するスポンジと、食器洗い用のスポンジは分けて使用しましょう。

さらに調理前に水養生しておけば、洗剤を使用しなくても水を流すだけでキレイに汚れが落ちます。汚れが落ちたら雑巾などを使用して、水滴がなくなるまでキレイに拭いてください。

また、常にクエン酸水や重曹水などスプレーボトルに入れて常備しておけば、気になる汚れに吹きかけて簡単に掃除ができます。

1日の終わりに掃除する習慣を身につけておくことで、いつもキレイな蛇口になります。

>>水回り掃除を簡単にする汚れを溜め込まない10のコツはこちら

フッ素コーディングできる汚れ防止スプレーもおすすめ

蛇口に汚れがつきにくい状態にしたい場合は、「フッ素コーティングできるスプレー」もおすすめです。

フッ素コーティングは、フッ素樹脂の皮膜で素材を覆う性質があります。

フッ素コーティングに防カビ効果はありませんが、撥水する性質もあり、乾燥が早いことからカビが生えづらい環境にしてくれます。

フッ素コーティングをスプレーすることで水アカや汚れがつきにくくなり、蛇口を使用した後の掃除がラクになります。

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蛇口掃除する前の注意点

蛇口掃除する前の注意点

蛇口掃除する前の基本的な注意点として、「たわしや硬いスポンジなどを使用しないこと」があげられます。

蛇口に傷がついてしまうと細かい溝ができ、そこに汚れが溜まってしまい、カビの原因に。

通常のスポンジにはそれぞれ硬い面と柔らかい面がありますが、必ず柔らかい面を使用するようにしてください。

必ず換気する

万が一、クエン酸と塩素系漂白剤を混ぜてしまうと、有毒ガスが発生することもあります。

意図していなくても、複数の洗剤と混ざってしまうこともあるため、掃除する際は、必ず換気するようにしましょう。

異常を感じた場合は、掃除を中止してください。

手荒れ防止にゴム手袋を着用する

蛇口掃除する前は、手荒れの原因となるのでゴム手袋を着用しましょう。

ゴム手袋は柔らかく蛇口を傷つけることもないため、軽度の汚れならスポンジを使用せず、そのままこすっても良いでしょう。

液剤が目に入らないようにする

ブラシを使うと、毛先が跳ねて目に入ってしまうことも考えられます。

力を入れず優しくこするのがベストですが、万が一目に入ったらすぐに水で洗うようにしてください。

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蛇口の汚れが落ちないときは業者に依頼しよう

蛇口の汚れが落ちないときは業者に依頼しよう

あまりにひどい汚れの場合は、業者に依頼して蛇口の交換も視野に入れましょう。

どうしても落ちない汚れを無理やり掃除することで、蛇口を傷つけてしまう可能性もあります。

そのような場合は、プロの業者にお任せするのが安心です。また、一度プロの業者に依頼して蛇口をキレイにしてもらうことで、後々の掃除がラクになりますよ。

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まとめ

蛇口の汚れを特定して、ピンポイントで掃除する方法を紹介しました。

蛇口は普段手をキレイにしたり、料理に使ったりするものなので、常に清潔に保てることが理想です。

汚れがあるのにそのまま使用すると衛生上よくないため、できるだけ毎日掃除するようにしましょう。

ただし、どうしても落ちない汚れや蛇口を交換するレベルの場合は、プロの業者がおすすめです。

近年では悪徳業者も増えている傾向にあり、業者選びも慎重に行わなければならなくなりました。

クラシアンなら30年以上にわたり、顧客との信頼を築き上げてきており、安心して利用できます。見積もりや出張料が無料(※)の上、電話相談だけでも可能です。

全国365日対応しているので、蛇口トラブルの際は気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

※営業所からの距離によっては別途費用がかかる場合がございます。詳細のエリアはお問い合わせください。

業者選びのポイントについて

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