ティッシュペーパーは、少量でも流すとつまりの原因になります。「水に流せるティッシュ」も一度に大量に流すとつまる可能性があるため注意が必要です。
つまった場合の対処法
軽度なつまりなら半日から一晩放置で自然解消する場合もあります。
つまっている状態でレバーを回し水を流すのはやめましょう。水が溢れる恐れがあります。
つまりが解消されたかどうかを確認するときは、バケツから水を注ぎ様子を見ながら確認しましょう。
対処方法
・ラバーカップ(すっぽん)を使用
・40-50℃のぬるま湯をゆっくり注ぐ
専門業者への相談
自力での解決が困難な場合は、配管を傷める前に専門業者に相談することをお勧めします。
トイレには基本的にトイレットペーパー以外は流さず、ティッシュペーパーはゴミ箱に捨てる習慣をつけることが最も効果的な予防策です。
なぜティッシュペーパーはつまりやすいのか
構造の違いが原因
トイレットペーパーは水に流すことを前提として製造されており、水に触れると繊維の結びつきがほぐれやすい構造になっています。一方、ティッシュペーパーは鼻をかんだ際に破れないよう繊維がしっかりと結びついており、水に溶けにくい性質を持っています。
つまりのメカニズム
- 水分を含んで重くなり排水管の途中で留まる
- 便器内や排水管の曲がり角で引っかかる
- 1枚程度の少量でも排水管内で崩れずに残存
- 徐々に汚れや他のゴミと絡み合い蓄積してつまりを形成
「水に流せるティッシュ」の注意点
「水に流せるポケットティッシュ」や「水に流せるティッシュ」と表示された商品でも、一度に大量に流すとつまりの原因となるため注意が必要です。
参考リンク:トイレにティッシュを流すとつまるのか?ティッシュによるトイレつまりの原因や対処方法についての解説