

ユニットバスの交換費用はいくら?メーカー別・グレード別の相場と工事費の内訳を解説|素材ごとの特徴と交換費用の目安
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ユニットバスの交換費用はいくら?メーカー別・グレード別の相場と工事費の内訳を解説|素材ごとの特徴と交換費用の目安
【水回り依頼件数No.1*】浴槽の種類(FRP・人造大理石・ホーロー・ステンレス・木製)やサイズの選び方、交換費用の目安をプロが解説します。※ 東京商工リサーチ調べ(集計期間2025年1月〜2025年12月)
クラシアン編集部
記事公開日:
「浴槽を交換したいけれど、素材やサイズの種類が多くてどれを選べばいいかわからない」「今の浴槽と同じ素材でいいのか、それとも別の素材にした方がいいのか」――浴槽の交換やリフォームを検討する際、そうした疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
浴槽は毎日使う設備であり、素材やサイズによって使い心地・お手入れのしやすさ・耐久年数が大きく変わります。一般的に浴槽の耐用年数は15〜25年程度とされており、ひび割れや変色、保温性の低下が見られたら交換を検討する時期といえます。
この記事では、浴槽の素材ごとの特徴・サイズの選び方・交換費用の目安まで、リフォームに役立つ情報を総合的に解説します。
浴槽の主な素材5種類と特徴
浴槽に使われる素材は主に5種類あります。それぞれの特徴を理解しておくことで、ご家庭に合った浴槽を選びやすくなります。

FRP(繊維強化プラスチック)
FRP(Fiber Reinforced Plastics)は、ガラス繊維で強化されたプラスチック素材です。現在の日本の住宅で使われている浴槽の中で、最も普及している素材です。
- メリット: 価格が手頃、軽量で施工しやすい、カラーバリエーションが豊富
- デメリット: 長年使用すると表面が変色しやすい、肌触りが人造大理石に比べるとやや劣る
- 耐用年数の目安: 15〜20年程度
- 価格帯: 比較的安価(浴槽本体で約5万〜20万円が目安)
手頃な価格で一定の耐久性を備えているため、コストを重視する方に選ばれることが多い素材です。
人造大理石(じんぞうだいりせき)
人造大理石は、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工的な素材です。天然の大理石のような美しい質感を持ちながら、樹脂素材ならではの加工のしやすさが特徴です。
- メリット: 光沢があり高級感がある、肌触りがなめらか、汚れが付きにくくお手入れしやすい、保温性が高い
- デメリット: FRPに比べて価格がやや高い、強い衝撃で割れる可能性がある
- 耐用年数の目安: 20〜25年程度
- 価格帯: 中〜高価格帯(浴槽本体で約10万〜40万円が目安)
近年はユニットバスの標準グレードにも採用されることが増えており、人気の高い素材です。
ホーロー
ホーローは、金属(鋳物や鋼板)の表面にガラス質のうわぐすり(釉薬)を焼き付けた素材です。独特のなめらかな肌触りと美しい光沢が魅力です。
- メリット: 肌触りが非常になめらか、保温性が高い、表面が硬く傷がつきにくい、カビが発生しにくい
- デメリット: 非常に重い(設置場所の補強が必要な場合がある)、表面のガラス質が欠けると錆びる可能性がある、価格が高い
- 耐用年数の目安: 20〜30年程度
- 価格帯: 高価格帯(浴槽本体で約15万〜50万円が目安)
タカラスタンダードが国内メーカーとしてホーロー浴槽に力を入れており、品質に定評があります。
ステンレス
ステンレスは、錆びにくい金属素材として知られています。かつては多くの家庭で使われていましたが、近年は他の素材に置き換わりつつあります。

- メリット: 錆びにくく耐久性が高い、保温性が比較的高い、リサイクルしやすい
- デメリット: 金属特有の冷たい肌触り、デザインやカラーの選択肢が少ない、もらい錆(他の金属からの錆の移り)が起こることがある
- 耐用年数の目安: 20〜30年程度
- 価格帯: 中価格帯(浴槽本体で約8万〜25万円が目安)
耐久性を重視する方や、昔ながらの浴槽を使い慣れている方に選ばれることがある素材です。
木製(檜・杉・槇など)
木製浴槽は、天然木ならではの温かみと香りが楽しめる素材です。旅館や高級住宅で多く見られます。
- メリット: 天然木の香りでリラックス効果が期待できる、肌触りが温かい、独特の風合いで浴室の雰囲気が変わる
- デメリット: お手入れに手間がかかる(乾燥・換気が必要)、カビが発生しやすい、耐用年数が短い、価格が高い
- 耐用年数の目安: 10〜15年程度(お手入れ状況による)
- 価格帯: 高価格帯(浴槽本体で約20万〜80万円以上が目安)
特別な入浴体験を求める方や、和風の浴室づくりを目指す方に選ばれる素材です。
素材別の比較まとめ
| 素材 | 価格 | 耐久性 | 保温性 | 肌触り | お手入れ |
|---|---|---|---|---|---|
| FRP | 安い | 普通 | 普通 | 普通 | 普通 |
| 人造大理石 | やや高い | 高い | 高い | なめらか | しやすい |
| ホーロー | 高い | 高い | 高い | なめらか | しやすい |
| ステンレス | 中程度 | 高い | やや高い | 冷たい | 普通 |
| 木製 | 高い | 低い | 高い | 温かい | 手間がかかる |

※上記は一般的な傾向であり、メーカーや製品グレードによって異なります。
素材選びで迷った場合は、実際にショールームで触れてみることをおすすめします。クラシアンでは、各メーカーの製品を取り揃えており、ご要望に応じたご提案が可能です。まずはお気軽にご相談ください。
浴槽のサイズと形状の選び方
浴槽のサイズと形状は、入浴の快適さに直結する重要なポイントです。浴室のスペースや家族構成に合わせて選ぶことが大切です。
浴槽の主なサイズ
浴槽のサイズは「長さ(内寸)」で表されることが一般的です。代表的なサイズと、それに適した使い方を紹介します。

| サイズ(長さ) | 特徴・適した使い方 |
|---|---|
| 1000〜1100mm | コンパクトサイズ。一人暮らしのマンションや狭い浴室に対応。膝を曲げて入浴するスタイル |
| 1200〜1300mm | 標準的なサイズ。身長160cm前後の方がゆったり入浴できる |
| 1400mm | ゆとりのあるサイズ。身長170cm以上の方でも足を伸ばしやすい |
| 1600mm以上 | 大型サイズ。広い浴室向け。親子で入浴する場合にも対応 |
浴槽の主な形状
浴槽の形状にもいくつかの種類があり、それぞれに異なる特徴があります。

- ストレート型: 直線的なデザインで、浴槽内の面積を効率よく使えます。シンプルで洗いやすいのが特徴です
- ワイド型: 浴槽の幅が広く設計されており、ゆったりとくつろげます。やや広い浴室スペースが必要です
- アーチ型(たまご型): 丸みを帯びた曲線的なデザイン。体にフィットしやすく、入浴時の安定感があります
- Sライン型: 浴槽内にステップ(段差)が設けられた形状。半身浴がしやすく、節水効果も期待できます
- コーナー型: 浴室の角に設置できる形状。限られたスペースを有効に活用できます
サイズ選びのポイント
浴槽のサイズを決める際は、以下の点を考慮することをおすすめします。

- 入浴する方の体格: 身長に合ったサイズを選ぶことで、快適な入浴姿勢が得られます
- 浴室全体のスペース: 浴槽を大きくしすぎると、洗い場が狭くなります。バランスが大切です
- 家族構成: 小さなお子さまとの入浴が多い場合は、やや大きめのサイズが便利です
- 将来の使い方: 将来的に介助が必要になる可能性がある場合は、出入りのしやすさも考慮しておくと安心です
浴槽の交換にかかる費用の目安
浴槽の交換費用は、「浴槽本体の費用」と「工事費」の合計で構成されます。交換の方法によって費用が大きく変わるため、それぞれのケースを確認しておきましょう。
交換方法ごとの費用目安
| 交換方法 | 費用目安(本体+工事費) | 工期目安 |
|---|---|---|
| 浴槽のみ交換(在来工法の場合) | 約10万〜50万円 | 1〜3日 |
| ユニットバスの浴槽パーツ交換 | 約15万〜40万円 | 1〜2日 |
| ユニットバス全体の交換 | 約75万〜150万円 | 3〜5日 |
| 在来工法からユニットバスへの変更 | 約80万〜180万円 | 4〜7日 |

※上記は一般的な費用目安です。浴室の状況・選ぶ製品・追加工事の有無によって変動します。
費用に影響する要因
浴槽の交換費用は、以下の要因によって変動します。

- 素材の種類: FRPが安価で、木製やホーローは高価格帯になります
- 浴槽のサイズ: 大きいサイズほど費用が上がる傾向があります
- 既存浴室の状態: 配管の劣化や土台の補修が必要な場合は追加費用が発生します
- 搬入経路: 浴槽の搬入が困難な場合(狭い廊下や階段など)、追加の作業費がかかることがあります
- 付帯工事: 給排水管の移設、壁や床のタイル補修、電気工事(浴室暖房乾燥機の設置など)
クラシアンでは、浴室リフォームの見積もり・出張費・キャンセル料はすべて無料です。本体と工事費のコミコミ価格で、わかりやすい費用体系となっています。まずは無料の現地調査でお見積もりをご確認ください。
主要メーカーの浴室・浴槽の特徴
浴槽は単体で交換するケースもありますが、ユニットバス全体の交換に合わせて浴槽を選ぶケースが多くあります。ここでは、主要メーカーの浴室シリーズと浴槽の特徴を紹介します。
LIXIL(リクシル)
| シリーズ名 | グレード | 浴槽素材 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スパージュ | ハイグレード | 人造大理石 | 肩湯・打たせ湯など多彩な入浴スタイルに対応。上質な浴室空間を実現 |
| リデア | スタンダード〜ハイグレード | 人造大理石 / FRP | お手入れのしやすさと快適性を両立。幅広い価格帯から選べる |
パナソニック
| シリーズ名 | グレード | 浴槽素材 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Lクラス | ハイグレード | 人造大理石(スゴピカ素材) | 有機ガラス系の「スゴピカ浴槽」で汚れが付きにくい。照明演出も充実 |
| ビバス | スタンダード | 人造大理石 / FRP | コストを抑えつつ必要十分な機能を備えたモデル |
TOTO
| シリーズ名 | グレード | 浴槽素材 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シンラ | ハイグレード | 人造大理石 | 「ファーストクラス浴槽」で肩まわりを温める楽湯機能を搭載 |
| サザナ | スタンダード | 人造大理石 / FRP | 「ほっカラリ床」で滑りにくく冬場も冷たさを感じにくい。人気モデル |
タカラスタンダード
ホーロー素材に強みを持つメーカーです。浴槽だけでなく壁パネルにもホーローを採用した「ホーロークリーン浴室パネル」が特徴で、マグネットで収納アイテムを自由に配置できる利便性があります。
トクラス(旧ヤマハリビングテック)
人造大理石の製造技術に定評があるメーカーです。独自開発の「うつくし浴槽」は、なめらかな質感と美しい光沢が特徴です。
ハウステック
手頃な価格帯のユニットバスを展開するメーカーです。必要な機能を絞ったコストパフォーマンスの高いモデルが充実しています。
クラシアンでは、LIXIL・パナソニック・TOTO・タカラスタンダード・トクラス・ハウステックの各メーカー製品を取り扱っています。メーカー選びに迷った場合も、ご要望を伺いながら適切な製品をご提案いたします。
浴槽を交換するタイミングと判断基準
浴槽の交換を検討する目安となるサインをまとめます。以下のような症状が見られたら、交換を検討する時期が近づいている可能性があります。
交換を検討するサイン
- 表面のひび割れや欠け: 水漏れや怪我のリスクにつながるおそれがあります
- 変色・黄ばみが落ちない: 長年の使用による素材の劣化が考えられます
- 保温性の低下: お湯が冷めやすくなった場合、浴槽の断熱性能が低下している可能性があります
- 排水口まわりの劣化: 排水口のパッキンや接合部が劣化すると、水漏れが発生しやすくなります
- カビ・汚れが取れにくくなった: 表面のコーティングが劣化し、汚れが染み込みやすくなっている状態です

交換ではなく修理で対応できるケース
軽微なひび割れや表面の小さな欠けであれば、補修(浴槽コーティングや部分補修)で対応できる場合もあります。ただし、補修はあくまで応急処置的な対応であり、根本的な解決にはならないことがある点をご理解ください。

浴槽の状態に不安がある場合は、専門業者に現地調査を依頼して、交換が必要かどうかの判断を仰ぐことをおすすめします。
まとめ
- 浴槽の主な素材は「FRP」「人造大理石」「ホーロー」「ステンレス」「木製」の5種類です
- 素材ごとに価格・耐久性・保温性・お手入れのしやすさが異なるため、ライフスタイルに合った選択が大切です
- 浴槽のサイズは体格・浴室スペース・家族構成に合わせて選びます
- 浴槽のみの交換で約10万〜50万円、ユニットバス全体の交換で約75万〜150万円が費用の目安です
- ひび割れ・変色・保温性の低下が見られたら、交換を検討する時期の目安です
- クラシアンでは6つの主要メーカーの製品を取り扱い、ご家庭に合った浴槽をご提案しています
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